2009年9月14日(月)

今森光彦さん

この方をご存知でしょうか?

アネモサイトの映画コーナーで紹介されていた『里山』という映画の写真家さんです。

私は、写真の事はさっぱり分からないのですが、この方の撮られた写真はとっても大好きなんです。

一枚の写真を通してそこから広がるだろう景色や風景までもが想像できてしまう、そして虫や草木の声が写真から聞こえてきそうな感じがするんです。ホントですよぉ〜

小さな小さな生き物にさえ・・・・大きな命の輝きがあるんだなぁとしみじみ思ってしまうそんな温かい写真を撮られています。

今森さんの数々の本の中に季節季節の写真を載せてらっしゃる本があります。

『夏の日』

『秋の日』

など春夏秋冬を本を通して楽しめるのですが、私が特に大好きなのは『秋の日』。

この本の中に一枚のほおずきの写真が載っています。

たった一個のほおずきしか写ってないのですが。

厳密に言うと・・・茶色くなって皮が網網になったほおずき。

この一枚から今森光彦ワールドが広がるんですよねぇ〜

このほおずきが、小さな黄緑の涼しそうな色合いであった姿から夏場は綺麗に赤く染まり人々の目を楽しませていたんだろうな〜〜、と、写真のほおずきの生い立ちが見えてしまうんですよ〜

そして、とうとう実を囲ってる皮が茶色くなり網網の姿になりそこから覗くなんとも可愛いオレンジの実。

こんな姿になってもなんて美しいんだろうと思います。

本当にほおずきの綺麗な姿って・・・赤々と綺麗に色づいた時だけではないんだな〜と人間もどんな姿でどんな性格であってももそれぞれの良さがあるんだよ〜って教えられた深い深い一枚です。

今森光彦さんの写真の中で・・・・壮大で綺麗な緑が広がる里山の写真もうわ〜と虜になってしまいますが、私はこのほおずきの写真がとっても好きです。

ご興味がお有りの方は是非本屋さんで探してみて下さいねっ。

アリス館から発行されていますよ。

映画は、まだ上映されているのかなぁ〜〜〜是非是非見に行ってみたいです☆

 

 

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