自民党の総裁選の結果をニュースで見ていて娘と思い出した出来事がありました。

以前、習い事に行った娘を迎えに行くために歩いていたのですが、そこを一台の選挙カーが前方からやってきたんですよぉ〜

あちらの窓からもこちらの窓からも一生懸命手を振り振りされているのですが・・・・

下を向きそそくさと通り過ぎようとした私の耳に。

　「お嬢さん、こんにちは〜♪」

と、聞こえてくるじゃあないですか！！

お嬢さん？？？？辺りを見回すけども私しかいてないやん。

あたし？お嬢さんってあたし？？？と、選挙カーに向かえって、自分の方を指差して尋ねる素振りをすると。

もう一度おっしゃるじゃないですか！！

　「お嬢さん、こんにちは〜〜〜♪笑顔でのご声援ありがとうございます！」

別にご声援していないけども・・・・お嬢さんなのねぇ〜あたし。

一編に嬉しくなり、人間というのは単純で、下を向いて歩いておったのに・・・・思わずニコニコして｛頑張ってください｝なんどと言うてしまう。←アホ

そして・・・迎えに行った娘にその事を話した。相変わらず冷たい娘。

　「他の人に言うてはったんじゃない？」

だから・・・・あたししかおらんかったって！！

　「ふ〜〜〜ん。それはお母さんがチビッコィからやろぉ〜（お母さんの）顔見ないで、後姿しか見てないんちゃう〜〜〜」

違うって！！！あんた、私の前から車が来たんやから、あたしの顔見てるで〜

　「ふ〜〜ん、その人は嘘ついてまで一票お願いします！って言うてるのかぁ〜！悪ぅ〜」

と、怒っていたことを思い出し・・・・・２人で大笑い。

そんな娘は知らない人が苦手も苦手。

ある日、選挙カーから立候補者が車を降りて、娘に握手に来られた。

娘・・・・・呆然。

立候補者の方は・・・・・何度も娘の手をとろうとされるのだけど・・・・

どんどんどんどん手を後ろに後ろに持って行く娘。

しかしながら・・・・手を掴んで｛頑張って学校行ってください｝と、言って頂いた娘が怖い顔をして答えたのは

　「ど〜も」

そして・・・・知らない人と握手をしたことにひどくしょげていた。

　「知らない人とは・・・・・喋ったらアカンのにぃ・・・・握手なんかしたらアカンのにぃ・・・・」

主人に・・・選挙カーの人は良いんや〜と、教えられていた。そして選挙カーの人にはもっと愛想良くしても良いんだ〜と、教えられていたな〜〜

しかしながら｛お嬢さん｝と、言って頂いた日は・・・・・一日気分良かったよな〜♪

娘は｛嘘をつく人には一票を入れてはいけない！｝と、未だ怒っていたけど（苦笑）

まあ、そんな事があったんですぅ（笑）