懐かしい胃痛
中学三年生の甥っ子が、何かを食べようとしていたので、「あんた何食べてんの?」と、近寄って行くと、
「たい焼き食ってる。一個あげるわ」
って一個差し出してくれたのですが!!
しかし・・・胃が重いので食べれないそれ以前に甥っ子が差し出したたい焼き。
「あんた、今それに口付けたやんかあ!!」
いらんわ〜
そしたら甥っ子が・・・・持ち帰り用に幾つか箱に入れて私にくれたんですよ〜
「お前もなかなかイイところあるやん」
と、言って家に帰ってハッとした。
あんた、その中に君が口を付けたたい焼きは混じってないの???
なんとも悩みだすとすぐに胃が痛くなる。
そもそもの発端は中学三年生の時に、ななめ後ろの席の男の子が胃が痛いって授業中ずっと言うてたんですよ〜
勉強もよく出来てスポーツも万能の子が、急に元気がなくなって、増してななめ後ろの席やったので、痛がる様子が分かるから可哀想で可哀想で(泣)
なんか・・・胃が痛いから机に顔を伏せてるから先生に怒られてるんですけど、「胃が痛い」って言えば良いのに言わないし、私も横からよう言わないし・・・もうどうしよう?どうしよう?と、何日か過ごしたんですよ〜
その人とは、話をしたこともなく、{大丈夫?}とも、聞けず、その子が{痛い}と、言う度に何か気の毒になり、授業中もそれどころじゃなくなり、とうとう自分まで胃が痛くなった。
その時は・・・ミカンの食べ過ぎやと思っていたのですが、余りにもキリキリ痛むので、母に病院に連れて行かれた。
それから次の日なのか数日経っていたのか覚えてないのですが、そのななめ後ろの席の子が「俺、神経性胃腸炎やってん」って誰かに話してるのが聞こえてきた。
心の中で「あたしも」と、思いながら。
ミカンの食べすぎではなく、自分が胃が弱いことを始めて知った出来事でした〜(笑)