旦那の30年間の悩み
うちのご主人、昨日、会社から帰るなり、
「ちょっと!!お前、俺の話を聞いてくれや〜」
と、言うてきたんです。そんな事を言うなんて14年ぐらい一緒にいてるけども初めての事で、一体何の話なんだろう??と、思うじゃあないですか!!で・・・話始めたんですが。
「もう俺なあ、30年この事について悩んでるねん。」
なんて・・・・またまた言うから・・・・こちらは考えるじゃないですか!!
初めは、私の事で悩んでおるのかとドキッとしたのですが、30年っていう事は私の事ではないのかと、ホッとした反面、何なんだろう?と、一生懸命聞いて差し上げていたのですが、腹立つんですよぉ〜
「なあ、お前どう思う?宇宙の外側ってどうなってると思う?宇宙ってさあ、端っこってやっぱりあるんやろうな〜?宇宙の端ってどこなんやろぉ〜?」
はあ?って感じですよ!!
まだまだ続く。
「お前、知ってるか〜?地球から人間が一日30キロ毎日歩いても月に行くのは85年かかるねんて!宇宙って広いねんで〜」
だから?
「お前、どう思う?」
「知らん」
大分イラッとしているのに・・・
「お前じゃあ、話にならんわ。お前の友達に電話して教えてもらってくれ!頼む!」
はあ?自分の友達に教えてもらえば良いやん!!
「だから30年、悩んで色々な人の意見をもらったけども明確な答えが得られへんかってんな〜。だからお前の友達と、友達の旦那さんに聞いてくれ。頼む。」
アホかぁ〜と、思っておるのに・・・まだ続く。
「絶対、俺みたいに何十年、この事について悩んでいる人がいるはずや!頼むから誰かに教えてもらってくれ」
知らんわ〜そもそも宇宙に外側なんてあるんですか?
正直、どうでもいいわ〜と、思うのですが、そんなに気になるなら科学者に聞いてくれ。
心の中で、今までで初めて主人の悩み事を聞けると思ったら・・・・・何やねん!人が心配したのに、悩みってこれ????????
その後・・・・ひたすら地球と月と宇宙の話を聞かされ、「お前も覚えとけ〜」と、言われたけども、何一つ頭に入ってない。そこで、
旦那に、「地球から人間が毎日30キロ歩いて月に行くには85年!」を娘と二人復唱させられ、「まあ、お前らも一つぐらい覚えとけ!」と、言われましたよ。
ホンマ何やねん。と、思います。
私は、これを友達に電話するべきなのかを悩むわ〜〜