【レポート】”映画の聖地”で超絶豪華LAプレミア開催&30秒予告解禁!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日(金)日本公開となる。本作はタランティーノ監督が執筆に5年の歳月を費やし、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという今世紀最大の2大スターを初共演させ、2人の友情と絆を軸に1969年のハリウッド黄金時代の光と闇に迫る、この夏必見の超話題作。そしてこの度、7月26日の全米公開を目前に控えた現地時間7月22日(月)に、作品の舞台でもあるハリウッドで、LAプレミアが開催された。あわせて、30秒予告も新たに解禁となった。

目次

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 LAプレミア 実施概要

開催日時:日本時間 7月23日(火) ※現地時間 7月22日(月)
出席者:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、クエンティン・タランティーノ監督
カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、マーガレット・クアリー、マイク・モー、マヤ・ホーク 他
場所:アメリカ ロサンゼルス チャイニーズ・シアター

イベントレポート
ハリウッドを象徴する名所、チャイニーズ・シアターで行われたプレミアイベントにはクエンティン・タランティーノ監督を筆頭に、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットマーゴット・ロビーら超豪華キャスト陣が登場。ハリウッドの輝ける最後の瞬間を描いた作品に相応しい、華やかでそして映画への愛が溢れ、詰めかけた多くの報道陣とファンの熱気にも溢れた会場で、ついに本作のお披露目を迎える心境を語った。

執筆に5年の歳月を費やした本作の出来についてタランティーノ監督「すごく楽しめる映画だと思うよ。観客が僕の映画を好きでいてくれるとしたら、その理由の一つは、僕が観客のために映画を作るからだと思うよ。観客のリアクションを引き出すように作った大がかりなアクションに浸れる。僕の作品を観に来たら、ただ目の前を通り過ぎてゆく映像を見るようなことにはならない。双方向の映画体験ができる。僕にとってはそれが映画館での最高の夜の過ごし方だ」と自信をみせるとともに、自らが考える最高の映画体験を提供することを保証した。
また、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという今世紀最大の2大スターの初共演が実現したことについて「ラッキーだった。この時代で一番とは言わないまでも、この10年で最高のキャスティングだ。彼ら2人がそれぞれのキャラクターに乗り気になってくれていなかったら、うまく行っていなかった。よく聞かれるんだ。あの2人が念頭にあったのかってね。もちろんあったよ。でもこんなに幸運に恵まれるかどうかなんて、わかっていなかった」と、奇跡のキャスティングが叶った幸運を満面の笑みを浮かべながら喜んだ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

その奇跡のキャスティングの1人、人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトンを演じたディカプリオ「僕らが演じているのは、1枚のコインの表と裏のような男たちなんだ。(ピット演じる)ブースは僕のスタントダブルなんだけど、二人はすごくユニークな関係を築いていて、そのおかげで二人ともなんとか生き抜いてきた。そうしたたくさんの異なるピースが、クエンティン・タランティーノの素晴らしい頭脳によって一つにまとめられているんだ。」と、リックを支える付き人で、スタントマンかつ親友でもあるクリフ・ブースの特別な関係性を語った。

一方、ブースを演じたピット「(ディカプリオとは)フィットしたんだ。大抵そういうものなんだよ。ぴったりはまったように感じた。そして2人とも納得できたから走り始めた。それ以降ずっと最高(の関係)だったよ」と、ディカプリオとの初共演についてコメント。
加えてタランティーノ監督については「クエンティンはリアリティを持たせるのがうまいんだ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』というタイトルになっているように、彼の作品にはおとぎ話のような側面があるにも関わらずね」ディカプリオ)、「会話は、タランティーノの会話に限るね」ピット)と、タランティーノ映画が持つ独自のリアリズムや、特徴的な会話劇について言及し、監督の手腕を称えた。

タランティーノ監督「マーゴットがイエスと言ってくれなかったら、あるいはマーゴットのお母さんがマーゴットのお父さんに出会っていなかったら、一体どうしていたのか見当もつかないよ。彼女はパーフェクトだったから、彼女以外の人があの役を演じることなんて想像もできない」と絶賛する、本作の重要な鍵を握るシャロン・テートを演じたマーゴット・ロビー「これだけのアンサンブルが1つの映画のために揃ったのは見たことがないわ。クエンティンのような監督だからこそ実現することよ。本読みのときのことは忘れないわ。周りを見回すと、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、数えたらきりがないくらい。素晴らしい人たちばかり。確かにとんでもなくすごいキャストだったわ。(撮影は)ワイルドで楽しくてクールな経験だった。ええ、本当に楽しい経験だったわ」とタランティーノ監督だからこそ実現した超豪華キャスティングの一員として参加した撮影を興奮を隠せない様子で振り返った。

ストーリー
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はスタントマンかつ親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ2人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。
そして、1969年8月9日―それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。

作品タイトル:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公式サイト:http://www.onceinhollywood.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
公式Facebook:https://www.facebook.com/SPEeiga/

8月30日(金) 全国ロードショー

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