モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。2018年4月クール(テレビ朝日系列/土曜23時枠・全7話)で放送されるや“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出、最終話放送終了後は“おっさんずロス”の声が相次いた。その後もファンの熱は冷めることなく高まり続け、「新語・流行語大賞 2018年」トップ10入りするなど社会現象を巻き起こし、待望の映画化。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が8月23日(金)全国公開となる。
そして、公開が目前に迫った8月13日(火)、レッドカーペットイベント“おっさんずフェス”が東京の六本木ヒルズアリーナで行われ、田中圭、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督が登壇した。
『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』おっさんずフェス イベント概要
日時:8月13日(火)
登壇者(※敬称略):田中圭 林遣都 内田理央 金子大地 伊藤修子 児嶋一哉・沢村一樹 志尊淳・眞島秀和 大塚寧々 吉田鋼太郎 / スキマスイッチ(ライブイベントのみ)、瑠東東一郎監督
場所:六本木ヒルズアリーナ
イベントレポート
約700人のファンが待ち受ける中、キャスト&監督全員が艶やかな浴衣姿で、しかもそれぞれが人力車に乗っての豪華登場に会場は冒頭からヒートアップ。田中らキャストも、振りかぶってファンたちに向かってカラーボールを投げ入れるなど大いに盛り上げた。
ドラマ版の大ブームから1年2ヶ月。平成最後の春に行われた映画版ロケを振り返って田中は「本当に毎日が楽しかった。特にお泊りロケが楽しかったよね」と林に対して話を振って「初めて真面目な話をしたよね」と振り返ると、林は急に「平成最後の満月の夜でしたよね」とロマンチックモード。すると吉田が「俺は泊っていない。いつも2人が仲良くしているんだよねぇ」と物語さながらの嫉妬劇を繰り広げていた。
林は「全シーン皆さん120%でやっているので、どんな映画が完成するのか楽しみでした。見どころは花火のシーン。エキストラのみなさんが『おっさんずラブ』愛を持っていてくれて、作品の一部として細かい演技を披露してくれています」と参加したファンに感謝した。
吉田は「僕と圭と遣都と沢村さんと志尊が出ているサウナのシーンは、ある意味で大変でした。撮影後は凄くやり切った感があって。そのサウナシーンはお楽しみに…。色々な意味でね」と意味深。すると沢村は「そのシーンはDVD化の際にモザイクが入るけれど、劇場版ではモザイクなしでお届けします。だから絶対に映画館に足を運んだ方がいいよ!劇場版はノーカット。R18指定にならないように頑張りました」とエロ男爵を降臨させ、田中から「適当なこと言わないの!」と柔らかく注意されていた。
新参者の志尊は「サウナシーンの前に僕と鋼太郎さんと圭君の3人芝居があるのですが、そこで僕は『おっさんずラブ』の洗礼を受けたと思うほど、面白いシーンになりました」とシミジミし「僕と鋼太郎さんの愛が田中さん演じる春田さんに向かって行くのですが、そこで何かが起きます。それがとても面白くて…。鋼太郎さんのアドリブには度肝を抜かれました」と衝撃を予告した。
内田は「劇場版で『わんだほう』が新装開店しました。無駄に広くなって多国籍感が凄い。あと椅子が座りにくくなりました」と謎情報を提供。眞島は「劇場版のお話をいただいたときから、ストレッチを開始しました」と肉体改造で役作り。大塚は「この作品で役としても自分としても新しい一歩を踏み出せたかな?というところがあります」と報告。金子は「男としての覚悟を持って演じました。それを見てほしい」と緊張気味に打ち明けた。
劇中で繰り広げられる金子と大塚との恋愛模様に対して田中は「鋼太郎さんは部長として、大塚寧々さんとの2人の恋は応援するの?」と聞くと、吉田はすかさず「個人的に大塚寧々さんのファンなので、焼きもちを妬いています!」と嫉妬していた。
伊藤は「私がどんな楽器を演奏しているか、お楽しみに」とニヤリ。劇中で歌唱シーンがあるという児嶋も「長渕剛さんが好きで中学時代に始めたギターがここで活きるとは…。長渕さんの曲をパクッて作曲もしました。ぜひ長渕さんに観てほしい」とダイレクトにラブコールを送っていた。
劇場版について瑠東東一郎監督は「120%の熱量ある芝居が撮れたという手応えがある。笑いにしろ、愛情にしろ、熱すぎるくらいに楽なく演じてもらった作品です」と自信。田中はレッドカーペット参加の倍率40倍、試写会の倍率250倍という驚きの事実に触れて「皆さんに支えられて成長して1年2ヶ月のときを経て、誰も欠けることなくパワーアップして戻って来られました!劇場版は僕らのできるすべの笑いと愛情を詰め込みました。去年のドラマのように劇場版も大きくなっていけば日本ももっと温かくなるのではないかと本気で思います。早く観てもらいたい!そして僕らの想いを皆さんに託します!」と公開後の反響に期待を込めた。
その後行われた、ドラマ版&劇場版主題歌を担当しているスキマスイッチ(大橋卓弥・常田真太郎)のライブにも900人の観客が詰めかけ、さらにキャスト陣が飛び入り参加。舞台袖でライブの熱気を体感した田中は「最高ですよ!」と大興奮で「スキマさんとは『おっさんずラブ』と共に歩んできたわけで、僕はずっと歌っていました。遣都のモノマネで…」とジョーク。また劇場版について吉田は「僕は『おっさんずラブ』の中で唯一の本物のおっさんです」と饒舌で「劇場版はスキマスイッチさんの歌がガンガン盛り上げてくれています!」と嬉しそう。
金子が「おっさんずラブを愛してくださる皆さん、アリよりのアリですっ!」と演じる栗林歌麻呂が放つキメ台詞でさらに盛り上げると、志尊も同じく「皆さんジャスティース!」と山田正義(ジャスティス)の代名詞ともいえる台詞で応戦。そして田中も「スキマさんのお陰で“おっさんずフェス”最後のイベントも大盛り上がり。改めて音楽の力を感じました」と喜色満面で「映画の公開がもうすぐなので…“すぐだお”なので、映画館に…行ってみ~」と演じる春田創一役風にアピール。最後にスキマスイッチの大橋は「本当に劇場で楽しんでほしい!僕らは音楽という形で少しだけ支えているけれど、映画はメチャメチャ面白いです!」と集まった大勢のファンに向けて猛プッシュしていた。
ストーリー
永遠の愛を誓ったあの日から1年が過ぎ、上海・香港転勤を経て帰国した春田創一。
久しぶりに戻ってきた天空不動産第二営業所では、黒澤武蔵をはじめ、お馴染みのメンバーが顔を揃え、最近配属された陽気な新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)も加わり春田を歓迎する。
そんな彼らの前に、天空不動産本社のプロジェクトチーム「Genius7」が突如として現れ、リーダーの狸穴迅(沢村一樹)は、本社で新たに、アジアを巻き込む一大プロジェクトが発足し、第二営業所にもその一翼を担うよう通告する。その隣には、本社に異動しチームの一員となった牧凌太の姿も…。
何も知らされておらず動揺する春田だが、本社と営業所の確執が深まるほどに、牧との心の距離も開いてゆく。
一方、コンビを組むことになったジャスティスは兄のように春田を慕い、さらには黒澤もある事故がきっかけで突然“記憶喪失”に…!
しかも忘れたのは春田の存在のみ。…え、どゆこと?そんな記憶喪失あんの!?
混乱する春田をよそに、黒澤は“生まれて初めて”春田と出会い、その胸に電流のような恋心を走らせてしまい…。
そんな中、天空不動産を揺るがす前代未聞の大事件が発生!それに巻き込まれた春田にも最大の危機が迫る。
果たして、春田の運命は…!?笑って泣けるこの夏最高のエンタテインメント!
おっさんたちの愛の頂上決戦<ラブ・バトルロワイアル>が、ついに幕を開ける。
作品タイトル:『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』
出演:田中圭 林遣都 内田理央 金子大地 伊藤修子 児嶋一哉 ・ 沢村一樹 志尊淳 ・ 眞島秀和 大塚寧々 吉田鋼太郎
監督:瑠東東一郎
脚本:徳尾浩司
音楽:河野伸
主題歌:スキマスイッチ「Revival」(AUGUSTA RECORDS/UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作:テレビ朝日ほか
配給:東宝
配給協力:アスミック・エース
映画公式サイト:ossanslove-the-movie.com
コピーライト:(c)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
8月23日(金)より全国東宝系にてロードショー!!
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