全人類が待ち望んだ映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから今年で42年。永きに渡り紡がれてきた伝説と呼べる唯一の映画の完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く、最後の「スター・ウォーズ」、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月20日(金)に日米同時公開となる。
そして、カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターで現地時間8月23日~25日の3日間に渡り行われた究極のディズニーファンイベント「D23Expo 2019」にて、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のプレゼンテーションが開催された。「スター・ウォーズ」はトップバッターとして紹介され、一番の盛り上がりを見せた。
監督・脚本を務めたJ.J.エイブラムスや製作のキャスリーン・ケネディほか、主人公レイを演じたデイジー・リドリー、レイを支えるフィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、脇を固めるチューバッカを演じるヨーナス・スアタモ、ローズ役のケリー・マリ―・トラン、そして全エピソードに唯一出演してる生きるレジェンド、C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズも登壇。さらに、ナオミ・アッキーやケリー・ラッセルなど新キャスト達BB-8とR2-D2、本作から新たに登場するD-Oら人気ドロイドも登壇した。ランド・カルリジアンとして再びスクリーンに帰ってくるビリー・ディー・ウィリアムズが最後に登場し、42年の歴史を締めくくる“完結編”に向けて、ファン約7,000人で埋め尽くされた会場は大きな熱気と興奮に包まれた。
「スター・ウォーズ」完結編の新事実をいち早く知りたい熱狂的なファンたちが固唾を飲んで見守る中、J.J.エイブラムス監督やデイジー・リドリーらキャスト陣が登壇するたびに、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、まさにお祭り状態。監督やキャストが挨拶するだけで会場は興奮の渦に包まれていた。そして世界中のファンに向けたサプライズとして、ポスタービジュアルがお披露目されると、興奮したファンの盛り上がりは最高潮に。いまだベールに包まれている本作だが、J.J.エイブラムス監督はプレゼンテーション後のインタビューでは以下のように語る。「フィルムメーカーとは常に最高の映画になる事を目指している。だから僕らもこの完結編がSW史上最高傑作になるべく、今まさに、それに取る組んでいるんだ。そして何よりもジョージ・ルーカスが作り出したこの素晴らしいサーガの持ち味を十分に発揮できるようにしたい。」と、ファンにとって“最高のフィナーレ”が待ち受けていることを約束。いよいよ42年の歴史に幕を下ろす“完結編”に向けて、徐々に情報が明かされていく「スター・ウォーズ」から目が離せない。
レイとカイロ・レン、歴史に決着をつける最後の戦いへ…
パルパティーン皇帝の不気味な“微笑”の意味とは?
解禁されたUS版ポスターに描かれているのは、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継いだカイロ・レン、伝説のジェダイ ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎフォースの力を覚醒させたレイ、そして銀河系すべての悪の根源であるシスの暗黒卿パルパティーン皇帝の3人のみ。レイは青(=ライトサイド)、カイロ・レンは赤(=ダークサイド)、それぞれのライトセーバーから強大なフォースが放たれ、光と闇の42年の歴史に決着をつける最後の戦いが始まる予感だ。さらに注目したいのはロゴの色の変化。これまでのロゴは「フォースの覚醒」では黒字に黄色のフチ、「最後のジェダイ」では黒字に赤色のフチだったが、今回は初めて白字に青色のフチのデザインになっている。今までも作品のテーマカラーが“光と闇”の物語に関係しており、本作の青色は一体何を意味するのか。そして、不気味な微笑を浮かべるパルパティーン皇帝は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦で、レイとカイロ・レンどちらの味方となり、どんな結末を迎えるのだろうか?
また、かつてパルパティーン皇帝はアナキン・スカイウォーカーをダークサイドに導きダース・ベイダーを誕生させたり、強大なフォースを持つルークをダークサイドに引き込もうとし、ルークとダース・ベイダーの戦いを引き起こしたりするなど、恐怖と圧政で銀河を支配していた人物。しかしダース・ベイダーがパルパティーン皇帝を裏切り、ルークをダークサイドに引き込めずデス・スターの反応炉に堕ちていった過去が。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から続くスカイウォーカー家への積年の恨みを晴らすため、ルークの意志を受け継いだレイをダークサイドに堕とそうとしているのか?パルパティーン皇帝の不気味な笑みが意味するものとは―?長きに渡り語り継がれてきた<伝説の完結編>が、終わりに向けて動き出す。
登壇した各キャストのコメント
<J.J.エイブラムス(監督)>
40 年続いたサーガの完結を祝福するのは、最高の気分です。
そしてこのサーガのハートはいつもレイア姫でした。今作の製作を始めた段階で、僕は監督をやる予定ではありませんでした。そして、彼女が亡くなり彼女のシーンのために、僕たちは昔の映像を探し始めましたが、彼女が書いたメモワール「Princess Diarist」で、彼女は僕について「二度も私に我慢してくれてありがとう」と書いてくれているのです。僕はその段階で「フォースの覚醒」でしか彼女を監督していなかったのに、まるで私が完結編の監督になる事を予言していたかのようでした。
<キャスリーン・ケネディ(製作)>
私は彼が映画を作り始めた15歳くらいの時から彼を知ってます。彼をこのシリーズに連れてこられたのは素敵な事でした。彼はこの体験自体をとても良い方向に変えてくれてます。それは映画からも伝わると思います。
<デイジー・リドリー(レイ)>
この数年で、私たちは本当の家族になれました。
そして、みんなで一緒に映画を作ってきました。
あとたった3 か月でスター・ウォーズの完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が劇場公開することを考えるのはクレイジーな気持ちになります。
<ジョン・ボイエガ (フィン)>
あと数か月で、スカイウォーカー家の物語が終わるなんて、信じられないです。
<ケリー・ラッセル>
私の息子がクールだと思うことをやらせてもらえて光栄でした。衣装がすごく気に入っていて、最初の2 日くらい私はあれを脱がなかったんですよ。私が演じるのは、ちょっと怪しげなキャラクター。犯罪人で悪人です。
<アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)>
「スター・ウォーズ」のストーリーが終わるという事はなかなか飲み込めないのですが、ただ、この終わりを皆様は気に入ってくれると思います。
<ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン)>
ランド・カルリジアンと僕はいつも一緒でした。今回は素晴らしい経験になりました。
はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦に託された──祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継いだカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8 ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続ける、生きる英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンら、レジスタンスの同志たち…。さらに、ハン・ソロの永遠の好敵手ランド・カルリジアンもエピソード・シリーズでは『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』以来の再登場。果たして、彼らを待ち受ける運命とは?そして、いかなるエンディングを迎えるのか?全世界がその行く末を固唾をのんで見守っている。驚きと感動に満ちた壮大なるフィナーレに向けて、カウントダウンは始まった。
作品タイトル:『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
監督・脚本:J・J・エイブラムス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
コピーライト:(C) 2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
12月20日(金)全国公開
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