『潜水服は蝶の夢を見る』(07)のジュリアン・シュナーベル監督最新作『永遠の門 ゴッホの見た未来』(原題:At Eternity’s Gate)が11月8日(金)より全国公開される。シュナーベル監督に「この役は、彼しか考えられなかった」と言わしめた主人公フィンセント・ファン・ゴッホを演じたウィレム・デフォーは、本作で第75回ヴェネチア国際映画祭で最優秀男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートを果たして大変な注目を集めた。
この度、本作の主演を務めたウィレム・デフォーと、ジュリアン・シュナーベル監督が来日することが決定した。
本作が描くゴッホは世の中で認められず、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けず、常に孤独の中に生きている。そんな彼が唯一才能を認め合い、心の内をさらけ出すことのできたポール・ゴーギャンとの出会いと、共同生活の破綻。そして、いまだ多くの謎が残る死――。生きているうちに誰にも理解されなくとも、自分が見た<世界の美しさ>を信じ、筆を握り続けたゴッホ。不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家が、自らの人生を通して何を見つめていたのかを、『潜水服は蝶の夢を見る』で話題を呼んだ鬼才監督ジュリアン・シュナーベルが渾身の力で描いた圧倒的映像美で贈る、珠玉の感動作だ。
ウィレム・デフォーは2002年に『スパイダーマン』のプロモーションで来日した以来、17年ぶり5度目の来日となる。監督を務めたジュリアン・シュナーベル監督と共に、9月下旬に行われるジャパンプレミアにも参加予定。アカデミー賞主演男優賞ノミネートをもたらした2人が観客を前にどんなことを話すのか、期待が高まる。
ストーリー
幼いころから精神に病を抱え、まともな人間関係が築けず、常に孤独だったフィンセント・ファン・ゴッホ。才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活も、ゴッホの衝撃的な事件で幕を閉じることに。あまりに偉大な名画を残した天才は、その人生に何をみていたのか――。
作品タイトル:『永遠の門 ゴッホの見た未来』
出演:ウィレム・デフォー『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
ルパート・フレンド『スターリンの葬送狂騒曲』
マッツ・ミケルセン『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
オスカー・アイザック『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
マチュー・アマルリック『潜水服は蝶の夢を見る』
エマニュエル・セニエ『潜水服は蝶の夢を見る』
監督・脚本:ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』
脚本:ジャン=クロード・カリエール『存在の耐えられない軽さ』
原題:At Eternity’s Gate
2018/イギリス・フランス・アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/111分
字幕翻訳:松岡葉子
配給:ギャガ、松竹
公式サイト:https://gaga.ne.jp/gogh/
コピーライト:(c) Walk Home Productions LLC 2018
11月8日(金)新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
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