2004年に公開された『機関車先生』以来、15年ぶりとなる伊集院静原作の映画化作品『駅までの道をおしえて』が、10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開となる。この度、子供と犬の成長の早さに思わずびっくりしてしまう、目も心も癒される場面写真が到着した。
「大人の流儀」シリーズで知られる、直木賞作家・伊集院静原作の同名小説「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)。お互いに大切な存在を亡くした少女と老人の心あたたまる交流を通じ、かけがえのない時間に出会える珠玉の名作がついに映画化となる。
主人公サヤカ役には、『3月のライオン』のモモ役や、米津玄師がプロデュースした「パプリカ」を歌う音楽ユニット「Foorin」の最年少メンバーとしてもブレイク中の新津ちせが大抜擢。サヤカの友人となる老人・フセ役を演じるのはパリを拠点に俳優・演出家として活躍し、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』でも印象を残した笈田ヨシ。その他、サヤカの両親役に坂井真紀と滝藤賢一、伯父夫婦にマキタスポーツと羽田美智子、祖父母に塩見三省と市毛良枝、さらに医療関係者に柄本明と余貴美子が扮し、あたたかくヒロインを見守る。
主人公サヤカと愛犬ルーの成長過程をそのまま映し出すため、日本映画では珍しく1年以上の歳月をかけて撮影を敢行した本作。その歳月を物語るように、主人公サヤカ役を演じた新津が劇中でどんどん成長する様子が切り取られる場面写真が到着した。
撮影開始当時の新津は小学校1年生の7歳。おかっぱ頭のいかにも無邪気な子供という印象のあどけない表情が可愛らしいが、次第に髪も身長も伸び、ぐっと大人っぽい表情を見せるようになっており、1年という歳月が子供にとってどれほど大きいものなのか、見る人すべてが感慨深い想いに浸ってしまうほど。
そして、犬を使った撮影では、通常なら1つの役に見た目が似た2匹をダブルスタンバイするケースが多いが、本作では撮影前から新津との信頼関係を築くため1匹のみで挑んだ。そのため愛犬役のルーも新津と一緒に成長していった。
また、春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪、とサヤカとルーの散歩道の変化をそれぞれの季節の風物詩とともに描かれ、日本の四季の美しさが存分に表現されている。
少女と犬の成長、そして四季の移ろいと心温まるストーリーに、目も心も癒される、この秋注目のヒーリング映画にご注目を。
ストーリー
8歳になるサヤカ(新津ちせ)は、大好きだった愛犬ルーの帰りを今も待っている。周りの大人たちはもう戻ってこないというけれど、サヤカは信じることができない。ある夏のはじめ、サヤカは1匹の犬に導かれ、喫茶店のマスター・フセ(笈田ヨシ)と出会う。彼もまた、大きな喪失を抱えて一人で生きていた。別れを受け入れられない2人は、互いのさびしさに寄り添ううちに、思いがけない友情で結ばれていく――。
作品タイトル:『駅までの道をおしえて』
出演:新津ちせ 有村架純/坂井真紀 滝藤賢一 マキタスポーツ 羽田美智子/柄本明 余貴美子/市毛良枝 塩見三省/笈田ヨシ
脚色・監督:橋本直樹
原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」講談社文庫
企画・製作:GUM、ウィルコ
製作プロダクション:ウィルコ
配給・宣伝:キュー・テック
配給協力:GUM WORLD
公式サイト:https://ekimadenomichi.com/
コピーライト:(c)2019映画『駅までの道をおしえて』production committee
10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開
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