『さざなみ』『荒野にて』のアンドリュー・ヘイ監督作品『WEEKEND ウィークエンド』が、YEBISU GARDEN CINEMAにて9月27日(金)より公開となる。本作はアンドリュー・ヘイ監督2作目の長編作品。日本での劇場公開は初となる。ロンドン映画批評家協会賞で新人監督賞ほか、世界中の映画祭で上映され、多くの賞を獲得した。一夜限りのパートナーを求め赴いたバーで出会ったラッセル(トム・カレン)とグレン(クリス・ニュー)は、ともに週末を過ごすうちにお互いのこだわり、秘密、切実さを学んでゆく。ゲイであること、ストレートの友人との関係、親へのカミングアウト、プライベート/パブリックでの振る舞いなどについて語られる、パーソナルかつ真に迫ったラブストーリーだ。どこにでもある出会いから、得難い関係を見出す週末の2日間を描いた本作は「その後のLGBT映画の流れを変えた一作」と評され、アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督が「この作品が大好きだ」と語るなど、後進の作家や作品に大きな影響を与えた。
そしてこの度、アンドリュー・ヘイ監督のメッセージ映像が解禁となった。
今回寄せられたスペシャルメッセージ映像では、シャイなラッセル役に「ダウントン・アビー」などのトム・カレン、そして皮肉屋のグレンにクリス・ニューをキャスティングした理由、本作がLGBT映画の新たなトレンドを作った一作と評されることなどについて語っている。
映画祭での多数の受賞や他の映画監督に評価されることなどは「予想もしなかったこと」と語り、「自分なりに最高の映画を作ろうとしただけ」と述べる。「私にとって個人的な映画が世の中に受け入れてもらえたことは、とても特別で光栄なこと」と、とても感慨深い様子。「ひとりひとりがこの作品を何かを受け取って、影響を与えることがあるなら映画監督として本望です」と語る通り、極めてパーソナルな物語ながら、主人公2人の心の動きと共にラストには深い余韻がもたらされる本作。監督が太鼓判を押す主演2人の抜群の相性も含め、スクリーンで堪能してほしい。
伝説のラブストーリーがついに公開!
ストーリー
金曜の夜、友人たちとのパーティのあと、ラッセルは一夜の相手を求めてクラブに立ち寄る。閉店時間近くに目を付けていたグレンを誘い出すことに成功し、彼と共に帰宅。そして、週末が始まる―。ライフガードとして働く孤児のラッセルと、アーティストを目指す皮肉屋のグレン。
お互いに欠けていたピースを満たすかのように、2人きりで話をして、愛を交わす。しかし尊いひとときは束の間、ラッセルはグレンからある事実を知らされる。
<第14回英国インディペンデント映画賞ニューカマー賞受賞>
<第32回ロンドン映画批評家協会賞 ブレイクスルー英国映画作家賞受賞>
作品タイトル:『WEEKEND ウィークエンド』
出演:トム・カレン「ダウントン・アビー」、クリス・ニュー
監督:アンドリュー・ヘイ『さざなみ』『荒野にて』
2011/イギリス/カラー/英語/97分
原題:WEEKEND
映倫:R15
配給:ファインフィルムズ
公式サイト:www.finefilms.co.jp/weekend/
コピーライト:(C) Glendale Picture Company MMXI
9月27日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA他にてロードショー
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