『ナイル殺人事件』は、アメリカ本国での公開延期にともない、日本でも公開延期となることが発表されました。
(2020年11月12日(木)追記)
ミステリー映画『ナイル殺人事件』(仮題/原題:Death of the Nile)の撮影が英国ロンドン郊外のロングクロス・スタジオ及びエジプトの名所で開始されることがわかった。
イギリスの女流作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」は、クリスティの代表作になり、1978年に『ナイル殺人事件』として公開された。そして、2017年に大ヒットを記録した『オリエント急行殺人事件』に続き、ケネス・ブラナー演じる名探偵ポアロが、今度は豪華客船での密室殺人の謎に挑む。古代の神秘に溢れるエジプトのナイル川を航行する豪華客船で、巨額の遺産の相続人となった新婚のアメリカ人美女が殺害された事件を解き明かすミステリーの傑作だ。なお、ケネス・ブラナーは、前作に続き、今作でも監督も務める。
共演はアーミー・ハマー(『君の名前で僕を呼んで』)、レティーシャ・ライト(『ブラック・パンサー』)、ガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)、トム・ベイトマン(『オリエント急行殺人事件』)、4度のアカデミー賞にノミネートされているアネット・ベニング(『キャプテン・マーベル』)、ローズ・レスリー(「ゲーム・オブ・スローンズ」)、ラッセル・ブランド、アリ・ファザル、ドーン・フレンチ、ジェニファー・サンダース、エマ・マッキーなど。脚本は『オリエント急行殺人事件』に続いてマイケル・グリーン。製作にはリドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド。製作総指揮にはマシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャードがその名を連ねる。
「罪への情熱は危険でセクシーだ」と語るケネス・ブラナーは「アガサ・クリスティは心奪われるようなエモーショナルな物語と強烈な犯罪を描き、マイケル・グリーンは再び実を結ぶ脚本を書いた。アーティスティックなコラボレーション、豪華キャストの名演技によりディズニー、フォックスとアガサ・クリスティが結びつき、ミステリーの金字塔を大スクリーンに甦らせる。65mmフィルムを使い、全く新しいエンターテイメントに生まれ変わらせる。」と自信をのぞかせている。
作品タイトル:『ナイル殺人事件』(仮題)
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
原題:Death of the Nile
製作:リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド
製作総指揮:マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード
全米公開:2020年10月9日
製作:20世紀フォックス映画
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
2022年2月25日(金)全国ロードショー