主演に中山美穂、共演に木村多江、大島優子という豪華キャストが初競演する「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」がWOWOWプライムにて2020年1月より放送スタートとなる。
このマンションで起こる「事件」の数々は、あなたにも起こりうる…もしかしたら既に起こっているのかも知れない。
昨今の日本における離婚率は30%、およそ2分間に1組の夫婦が離婚している計算になる。反面、離婚経験者の約80%は再婚を望み、なんと実際の再婚率は64%に達しているとも言われている。さらに、血縁関係のない親子や兄弟姉妹関係を内包している家族「ステップ・ファミリー」をはじめ、核家族、大家族、単親家族、DINKsなど多様な家族のあり方が生まれ、「家族」という言葉の持つ意味すら変化してきている。
そんな現代社会の家族像をリアルに投影したオリジナル脚本の本作。中山美穂、木村多江、大島優子が演じる妻たちの「事情」に翻弄される、3人の夫役に豪華キャストが決定した。
さらに、3組の夫婦の幸せそうな姿と、その裏に抱えるそれぞれの「事情」が表裏一体で表現されたポスタービジュアル&特報映像も解禁となった。
主人公・百々子(中山美穂)の夫・内田櫂斗役を演じるのは生瀬勝久。飲食業で会社を急成長させてきた敏腕経営者。百々子と息子の柊司にとっては「よき夫」「よき父」である反面、その女性関係の派手さは社内でも噂になるほど。冷静かつ器用に家庭と仕事を両立させてきたが、次第に思いもよらぬ百々子の過去を知ることになる。
百々子と同じマンションに引越してくる流美(大島優子)の夫であり、百々子の元夫でもある鴨居葉介役を演じるのは長野博。実直な介護士として評判もよく、年下の新妻・流美との新婚生活も順調に歩んでいた矢先、思いがけず元妻と同じマンションで暮らすことに。“イマ妻”と“モト妻”が頻繁に顔を合わせる状況に戸惑い、揺れ動く。
そして、百々子と同じマンションに住む瑞希(木村多江)の夫・富澤一太役を演じるのは上地雄輔。家事全般を完璧にこなす専業“主夫”で、2人の子どもの父。結婚から20年以上経っても瑞希へ変わらず愛情を注ぎ続けるが、瑞希は一太に男性的な魅力を感じなくなり、セックスレス状態。一太は虎視眈々とその“機会”を伺っているが…。
この3組の夫婦を演じる俳優陣の共演は、中山と生瀬が約2年ぶり、木村と上地は約20年ぶりとなる。また大島と長野は、本作が初共演。さらに、舞台やバラエティ番組などで活躍の場を広げてきた長野は、WOWOWドラマに初出演となる。
それぞれの夫婦が抱える「事情」や「欲望」が絡み合い、同じマンションに住む3つの家族の関係は単なるご近所付き合いではすまされない様相を呈していく――。多様な現代を生き抜いている視聴者の方々に、彼らを通して、新しい“結婚観、夫婦観、そして、家族観”を問いかける大人のドラマをお見逃しなく。
「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」 キャストコメント
◆生瀬勝久(内田櫂斗役)
①脚本を読んだ時の感想や本作の印象について
台本は設計図なので、読んだだけではイメージが湧かないことも多々ありました。ですが撮影現場に入ってから中山さんをはじめ、長野さん、上地さん達との撮影を重ねていって、このキャストでしかできないドラマになっているんだと今、とても興味深く感じています。
②ご自身が演じる【内田櫂斗】の役作りで心がけていること
女性に対する考え方などが独特で共感できる部分が少ない役ですが、敏腕経営者でもあるので「焦ったり・困ったり・喜んだり」などの感情を相手に見透かされるような男にならないように意識して演じています。そして撮影現場で深川監督から丁寧で具体的な演出をしていただき、さらに人物像を膨らませて作り込んでいっています。
③視聴者にメッセージ
WOWOWのドラマ特有の、いい意味で無駄や隙もあって、そして奥行きがある作品だと思います。ぜひご覧ください。
◆長野博(鴨居葉介役)
①脚本を読んだ時の感想や本作の印象について
幾つもの家庭の形があり、それぞれに何かを抱えていて、それが日常的にありそうで無さそうな色々な出来事に揉まれる事で色んな感情が生まれ、また違った形の物が見え、人って変わっていくんだなと感じました。
②ご自身が演じる【鴨居葉介】の役作りで心がけていること
流美と再婚して引っ越したマンションで、偶然20年前に別れた元妻と再会し、隣人同士となってしまった葉介が色々と起こる出来事にどう向き合って接していくのか。その中で色々な形の優しさみたいなものが垣間見えるように演じられることが出来たらと思っております。
③視聴者にメッセージ
3つの家庭のストーリーが絡み合っていくことで膨らみがあり、何処か身近に感じられる人達がもがいている姿を見ていただけたら嬉しいです。
◆上地雄輔(富澤一太役)
①脚本を読んだ時の感想や本作の印象について
プロットの段階でストーリーの概要を聞いていた時は、ドロドロでディーブなドラマという印象でしたが、脚本になったものを読んだ時は意外なことにすごく爽快な印象を受けました。一人一人のキャラクターの立場や気持ちに共感できるドラマになるのでは、と思っています。
②ご自身が演じる【富澤一太】の役作りで心がけていること
一太は、スポーツ万能だったけど挫折して、それでも妻の瑞希や家族のために一生懸命、家事をしている完璧な主夫です。でも、ただの良い奴なだけになってしまったら面白くないので、きちんと彼の欠点や足りない部分も表現したいと思って演じています。瑞希が感じている「物足りなさ」含めて彼のキャラクターを伝えられたら、と思います。
③視聴者にメッセージ
どこかすれ違っていく3つの家族の中に、誰かの立場に共感したり、感情移入したりして、毎話、気持ちが揺れ動くと思います。1話だけ見ても面白いと思いますが、ぜひ続けて見ていただけたら嬉しいです。
<事情>がない<家族>なんて、ない。
同じマンションに住む【3人の女性】とその【3つの家族】。
それぞれが抱える【事情】と【欲望】が入り乱れる、大人のドラマ
ストーリー
二子玉川に建つ瀟洒なマンション。その最上階に住む内田百々子(中山美穂)は、官能作品で人気を誇るレディコミ漫画家であり、再婚相手と大学生の息子を家族に持つ母でもある。同じマンションに住む富澤瑞希(木村多江)とは同い年の友人で、馴染みのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々。そんなある日、マンションに新婚の夫婦が引っ越してくる。それは、20年前に百々子が別れた前の夫と、その新妻の鴨居流美(大島優子)だった。元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となった稀有な状況。さらに、この新婚夫婦の引っ越しによって、百々子や瑞希が抱えていた“秘密”が炙り出されていくことになる。3人の妻たち、そして3つの家族の関係は単なるご近所付き合いではすまされない様相を呈していく――。
作品タイトル:「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」
出演:中山美穂、木村多江、大島優子、上地雄輔、長野博、生瀬勝久ほか
監督:深川栄洋
脚本:沢木まひろ
音楽:福廣秀一朗
プロデューサー:髙石明彦、井口正俊
プロデュース:羽鳥健一
制作協力:The icon
製作著作:WOWOW
「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」特設サイト:
https://www.wowow.co.jp/dramaw/karera/
WOWOWプライムにて2020年1月11日(土)スタート!
毎週土曜よる10時(全8話)【第1話無料放送】
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