「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ出版秘話に基づく本格ミステリー映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』が2020年1月24日(金)に公開となる。
この度、世界的音楽家、三宅純がスコアを全面担当した映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のオリジナル・サウンドトラックのリリースが決定した。映画公開と同日の1月24日(金)リリースとなる。
音楽を全面担当したのは、NHKスペシャルドラマ『浮世の画家』や映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』など直近のサントラワークスも記憶に新しい世界的音楽家、三宅純。緊迫の密室劇をスリリングに彩る楽曲の数々は三宅自ら「会心の出来」と自負するもので、映画の世界観を構築する上で極めて重要な役割を担っている。
リリース情報
映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』オリジナル・サウンドトラック
音楽:三宅純
2020年1月24日(金) CD/デジタル配信リリース
PCD-24911 CD定価:¥2,400+税 P-VINE RECORDS
三宅純氏 プロフィール
アーティスト、作曲家、編曲家、演奏家(Trumpet, Flugelhorn, Flumpet, Pianica, Piano, Fender Rhodes, Programming, etc.)
日野皓正に見出され、バークリー音楽大学に学び、ジャズ・トランぺッターとして活動開始。時代の盲点を突いたアーティスト活動の傍ら、作曲家として頭角を現し、CM、映画、アニメ、ドキュメンタリー、コンテンポラリーダンス等多くの作品に楽曲を提供。3000作を優に超えるCM作品の中にはカンヌ国際広告映画祭、デジタルメディア・グランプリ等での受賞作も多数。
異種交配を多用した個性的なサウンドはピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、ロバート・ウィルソン、ガス・ヴァンサント、フィリップ・ドゥクフレ、オリバー・ストーン、ジャン・ポール、グード、大友克洋らから国際的賞賛を受けている。 ジャンルを超越した活動を通じてハル・ウィルナー、アート・リンゼイ、デヴィッド・バーン、グレース・ジョーンズ、ニナ・ハーゲン、アルチュール・H、ヴィニシウス・カントゥアーリア等海外音楽家とのコラボレーションも多い。
’05年秋よりパリにも拠点を設け、アルバム”Stolen from strangers “(’07)、”Lost Memory Theatre act-1 “(’13)、”Lost Memory Theatre act-2 “(’14)はヨーロッパの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを連続受賞。ギャラリーラファイエット・オムの「2009年の男」に選出され、同年5月にはパリの街を三宅 純のポスターが埋め尽くした。主要楽曲を提供したヴィム・ヴェンダース監督作品『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は2011年ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞受賞。またアカデミー賞2012年ドキュメンタリー部門、および英国アカデミー賞2012年外国語映画部門にノミネートされた。以降も『嘘はフィクサーのはじまり』(16)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19)など話題映画の音楽を担当。2016年リオ五輪閉会式では椎名林檎からの依頼に応え「君が代」のアレンジを担当し、世界を驚愕させた。
【映画音楽】
・愛しのハーフムーン / 監督:滝田洋二郎 (1987)
・MEMORIES 第2話「STINK BOMB/最臭兵器」/ 総監督:大友克洋、監督:岡村天斎(1995)
・プープーの物語 / 監督:渡辺謙作 (1998)
・エニイ・ギブン・サンデー / 監督:オリバー・ストーン (1999)
(楽曲を提供するも諸事情により完成版では使用されず)
・MASK DE 41 / 監督:村本天志 (2004)
・Coffee with Pina / Lee Yanor (2005)
・L’Ombre et la Main / Laurence Garret (2006)
・Mourir d’Aimer / Josse Dayan (2009)
・Katai / Claire Doyon (2010)
・3 femmes amoureuses / Pierre Daigniere (2010)
・The Women / Diane English (2010)
・Jonas / Christian Ulmen & Robert Wilde (2011)
・Eat Pray Love / Ryan Murphy (2011)
・Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち / 監督ヴィム・ヴェンダース (2011)
<Awarded for European Film Award 2011>
<Nominee for the Academy Awards 2012>
<BAFTA awards 2012>
・The mark of beauty (2013)
・Tiens-toi droite / Katia Lewkowicz (2014)
・嘘はフィクサーのはじまり / 監督:ヨセフ・シダー (2017)
・人間失格 太宰治と3人の女たち / 監督:蜷川実花 (2019)
あなたは、この結末を「誤訳」する。
トム・ハンクス主演で映画化され、「ダ・ヴィンチ・コード」などが一大現象を巻き起こした人気小説「ロバート・ラングドン」シリーズ。その4作目「インフェルノ」出版時驚くべきミッションが遂行された。それは海賊行為と違法流出を恐れた出版元が、著者ダン・ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して翻訳を行ったのだ。本作は、イギリスでもっとも歴史あるタブロイド誌デイリーメールによって報じられることとなった、この前代未聞のエピソードを元に作られたデジタル時代ならではの仕掛けをちりばめた本格ミステリー映画である。
ストーリー
物語の舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の世界同時出版のため、その洋館の地下に隠された要塞のごとき密室に、9カ国の翻訳家が集められた。彼らは、外出はおろかSNSや電話などの通信も禁止され、毎日20ページずつだけ渡される原稿を翻訳していく。ところがある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを流出させる」という脅迫メールが届く…。一体誰が、どうやって?
作品タイトル:『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
出演:ランベール・ウィルソン『神々と男たち』、オルガ・キュリレンコ『007/慰めの報酬』、アレックス・ロウザー『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』他
監督・脚本:レジス・ロワンサル『タイピスト!』
原題:Les traducteurs/英題:The Translators
2019年/フランス・ベルギー/105分/カラー/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳:原田りえ
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/9honyakuka
コピーライト:(C) (2019) TRÉSOR FILMS – FRANCE 2 CINÉMA – MARS FILMS- WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRÉSOR – ARTÉMIS PRODUCTIONS
2020年1月24日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、新宿ピカデリー他全国順次ロードショー
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