『ローマに消えた男』『修道士は沈黙する』のイタリアの名匠ロベルト・アンドー監督が、半世紀に渡り未解決の事件の謎に迫った極上のサスペンス『盗まれたカラヴァッジョ』が、2020年1月17日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAを皮切りに全国順次公開となる。この度、予告編が解禁となった。
オペラ、舞台の演出家としても活躍するロベルト・アンドーが、自身の出身地でもあるパレルモで1969年に起きた、今も未解決の事件を大胆に推理し映画化。監督が「この作品は映画そのものについての映画だ」と語る本作は、2018年ヴェネツィア国際映画祭で絶賛され、イタリア映画記者協会賞で脚本賞を始めとする3部門にノミネートされた。今年のG.Wに東京で開催されたイタリア映画祭2019では、前売券が最速で売り切れ、アメリカの大手映画批評サイトのロッテントマトで驚異の満足度100%を記録し話題となった、危険で豪華な極上のサスペンス。
このたび解禁された予告編は、人気脚本家のゴーストライターを務めるヴァレリアが、突如現れた謎の男から1969年に世界を震撼させ今も未解決のカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件の真相を映画化するよう助言されるところから始まる。彼女の書いたプロットは絶賛され、すぐさま映画化が決定するも、制作が進むにつれて、映画製作チームはマフィアや国家を巻き込んだ思わぬ事態へと巻き込まれていく。
ヴァレリアを演じるのはダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞常連の名女優で、『歓びのトスカーナ』『はじめての大切なもの』のミカエラ・ラマッツォティ。その他にも、『神様の思し召し』のアレッサンドロ・ガスマン、『ナポリの隣人』のレナート・カルペンティエリ、『息子の部屋』のラウラ・モランテなど、味わい深い実力派俳優たちが顔を揃える。
果たして謎の男の正体とは?ついに半世紀に渡る盗難事件は解決するのか?期待をさらに高める予告編は要チェックだ。
名画「キリスト降誕」盗難事件の謎に迫る極上のサスペンス
ストーリー
映画製作会社の秘書ヴァレリアは、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターでもある。ある時引退した捜査官と名乗るラックという謎の男が、1969年に世界を震撼させたマフィアによるカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件を映画化するようにヴァレリアに助言する。ヴァレリアがプロットにまとめると、映画会社は傑作だと興奮し、瞬く間に映画化が決定するが、アレッサンドロが何者かに誘拐され昏睡状態で発見される。映画の内容を嗅ぎつけたマフィアが動き始めたのだ。ヴァレリアはラックの情報を元にミスターXとしてシナリオを書き進める。マフィアがミスターXの正体を探る中、映画の制作は進んでいく。果たしてラックの正体は?ついに半世紀に渡る盗難事件は解決するのか?
作品タイトル:『盗まれたカラヴァッジョ』
出演:ミカエラ・ラマッツォティ、アレッサンドロ・ガスマン、イエジー・スコリモフスキ
監督・脚本:ロベルト・アンドー
2018年/イタリア、フランス/イタリア語、英語/116分/カラー
字幕翻訳:関口英子
原題:Una Storia Senza Nome
PG12
配給:サンリス
公式サイト:https://senlis.co.jp/caravaggio/
公式Twitter:@caravaggio_jpn
サンリス映画部公式Instagram:senlis_movie
コピーライト:(C)2018 Bibi Film – Agat Film & Cie
2020年1月17日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー!