19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を、『レディ・バード』でその類まれなる表現力で映画界に新風を巻き起こし、アカデミー賞<監督賞>をはじめ5部門ノミネートを果たしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく生まれ変わらせた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が2020年初夏全国ロードショーとなる。
そして、米国時間2月9日に発表となった第92回アカデミー賞で本作が<衣装デザイン賞>を受賞した。
本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが⾃らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。この度、ジャクリーン・デュラン(『プライドと偏⾒』『アンナ・カレニーナ』)が衣装デザイン賞で受賞を果たした。
「一つ一つがちゃんとリサーチされている事実に基づいたものでありながらも、マーチ家の世界の一部であるようなものしたかったの」とガーウィグ監督が語るように、異なる時代やキャラクターを思わず目を奪われる美しい衣装によって一つにまとめあげたジャクリーンの見事な手腕も、本作の大きな見所の一つになっている。
第92回アカデミー賞 受賞
■衣装デザイン賞(ジャクリーン・デュラン)
ストーリー
19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢⾒ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンス・パーティで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで⼩説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは⼩説家として自立するため、ニューヨークに渡る――。
作品タイトル:『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)
原作:ルイーザ・メイ・オルコット
製作:エイミー・パスカル、デニーズ・ディ・ノヴィ、ロビン・スウィコード
音楽:アレクサンドル・デスプラ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
全⽶公開︓2019年12⽉25⽇
公式サイト:storyofmylife.jp
公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
公式Facebook:https://facebook.com/SPEeiga
2020年<初夏> 全国ロードショー
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