『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナが初監督&脚本した話題作、映画『マルモイ ことばあつめ』が5月22日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、他で日本公開決定。あわせて、ポスタービジュアルが解禁となった。
初監督のオム・ユナが自身の脚本作『タクシー運転手 約束は海を越えて』と同様に、多くのごく普通の人々が、歴史を作り上げるさまを見事に描き上げた作品。『パラサイト 半地下の家族』がアカデミーで大快挙を成し遂げ、韓国映画に再び大きな注目が集まる中、魂を揺さぶる傑作の公開となる。
民族の言葉が消えゆく1940年代、言葉を守ることによって国を守ろうとした人たちがいた。辞書作りの為、全国の言葉・方言を集める“マルモイ(ことばあつめ)作戦”が初めて映画化される。
主演は、彼が出演すれば作品は間違いない、とまで評価されるユ・へジン(『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ベテラン』『王の男』)。もう一人の主演(W主演)には、あらゆる役どころを完ぺきに演じる人気実力派俳優ユン・ゲサン(『犯罪都市』『ゴールデンスランバー』)。その他にも韓国映画を支える一流のスタッフ&キャストが顔をそろえている。
ポスターには、劇中に登場する朝鮮語学会のメンバーが登場。映画は実際の史実をヒントに制作され、素晴らしい感動のエンターテイメントに仕上がっている。
ストーリー
1940年代・京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)―。盗みなどで生計をたてていたお調子者のパンス(ユ・へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗む。ジョンファンは親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子でしたが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語)を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆることばを集めていました。日本統治下の朝鮮半島では、自分たちの言語から日本語を話すことへ、名前すらも日本式となっていく時代だったのです。その一方で、パンスはそもそも学校に通ったことがなく、母国語である朝鮮語の読み方や書き方すら知らない。パンスは盗んだバッグをめぐってジョンファンと出会い、そしてジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さを知り・・・。
作品タイトル:『マルモイ ことばあつめ』
出演:ユン・ゲサン『犯罪都市』『ゴールデンスランバー』/ユ・へジン『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ベテラン』『王の男』/キム・ホンパ『工作 黒金星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』/ウ・ヒョン『朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密』/キム・テフン『アジョシ』/キム・ソニョン『ミス・ペク』/ミン・ジヌン『金子文子と朴烈(パクヨル)』
脚本・監督:オム・ユナ(『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本)
プロデューサー:パク・ウンギョン『タクシー運転手 約束は海を越えて』
撮影:チェ・ヨンファン『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』
照明:キム・ホソン『ベテラン』
編集:キム・サンボム『アジョシ』『オールド・ボーイ』
韓国映画
2019年/原題:말모이/ドルビーデジタル/韓国語/135分/スコープサイズ
映倫:G指定
配給:インターフィルム
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2020年5月22日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー