小説すばるで新人賞を受賞するなど、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともその大人気小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」(4月14日(火)発売/光文社文庫)を映画化した『宇宙でいちばんあかるい屋根』が2020年9月全国ロードショーとなる。
監督は、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した実力派・藤井道人。主人公、14歳の少女・大石つばめを演じるのは、2021年春NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインに抜擢され、今最も注目を浴びる若手実力派女優・清原果耶。本作が映画初主演。藤井道人監督とは『デイアンドナイト』に続くタッグとなる。つばめの前に現れた老婆・星ばあ役には、数々の映画賞に輝き、『SAYURI』でハリウッド映画初出演以降世界で活躍する実力派・桃井かおり。つばめが恋するお隣の大学生役に、NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演するなど活躍の場を広げる伊藤健太郎。つばめの父役には日本を代表する俳優・吉岡秀隆、つばめの義母役には人気実力を兼ね備える女優・坂井真紀。そして水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗など注目のキャストが集結した。星ばあが教えてくれたあかるい屋根の秘密。懐かしくて愛おしい、大切な心を探す奇跡と愛の物語。
このたび、2種類のポスタービジュアルが同時解禁となった。
中学生らしい、どこか所在ない表情のつばめ(清原果耶)が印象的なポスターでは、「ねぇ星ばあ、私はどんな屋根の下で生まれたんだろう―」と、つばめの抱える悩みを表現。つばめと星ばあ(桃井かおり)がバス停にいる様子からは、2人が出会うことで生まれる“何か”を期待させる。
一方、クラゲ水槽の幻想的な雰囲気が特徴的なビジュアルでは、つばめと星ばあという、この夏“最強のふたり”が何やら楽しそうに話している様子。この、くらげ展示数世界一を誇る加茂水族館にある、直径5メートルの世界最大のくらげ水槽での撮影は、美しい映像表現を追求する藤井監督が「ここしかない!」と熱望したもので、映画の大切なシーンを情緒たっぷりに彩っている。「つばめ、14歳。星ばあと出会った、一番短くて大切だった夏―」というコピーからは、異色とも言える二人が織りなすひと夏の感動の物語を予感させる。
またバンジョーを披露する亨(伊藤健太郎)や、つばめの父・敏雄(吉岡秀隆)と、つばめの義母・麻子(坂井真紀)がつばめと、新たな命の誕生を心待ちにしている様子を始め、水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗といった豪華なキャストの面々の姿も両ポスターからは確認することができ、朝ドラ新ヒロインに抜擢され今大注目の清原果耶とどんな共演を繰り広げるのか楽しみなビジュアルとなっている。
どちらのポスタービジュアルも『宇宙でいちばんあかるい屋根』というタイトルの元、屋根の下にそれぞれのキャラクターが登場する構成となっており、映画では、どんな屋根の下に、どんな形の家族が登場するのか―ご期待いただきたい。
ストーリー
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父(吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が―。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ―」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。
作品タイトル:『宇宙でいちばんあかるい屋根』
出演:清原果耶
伊藤健太郎 水野美紀 山中 崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆
桃井かおり
脚本・監督:藤井道人
原作:野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)
配給:KADOKAWA
公式サイト:https://uchu-ichi.jp/
公式Twitter:@uchuichi_movie
コピーライト:(c) 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会
9月 全国公開
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