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『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』あなたもきっとカポーティに会いたくなる!日本版予告編&場面写真が一挙解禁

トルーマン・カポーティ 真実のテープ

『ティファニーで朝食を』(58)、『冷血』(66)など多くの傑作小説を残した20世紀アメリカ文学界を代表する作家トルーマン・カポーティ

彼の知人や関係者たちの証言をもとに、流行作家であり、戦後アメリカを代表するセレブリティのアイコン的存在でもあった“恐るべき子ども(アンファン・テリブル)”の栄光から転落までを追い、その素顔に迫る文芸ドキュメンタリー『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』が、全世界公開に先駆けて11月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開される。

この度、本作の日本版予告編と場面写真が一挙解禁となった。

予告編は、日本版ポスターのキャッチコピー「私はアル中である。私はヤク中である。私はホモセクシュアルである。私は天才である。」というカポーティの印象的な言葉で始まる。椅子に腰かけたカポーティの映像に、「指折りの人たらし(・・・・)よ」「掛け値なしの奇人だ」「ヴォルテール以来の騒がれよう」「ゲスな男だ」「ふしだらで楽しかった」「ドラッグ漬けだった」と、数多くの証言者がその人となりを語る音声が重ねられる。

テレビ番組で「マーロン・ブランドの演技は素晴らしい。だがゾッとするほど頭が悪い」と強烈なジョークを飛ばす姿や、ハリウッドスターや有力政治家といった著名人たちが仮面をつけて集った“黒と白の舞踏会”での姿など、映し出される煌びやかな生活ぶりはまさしくセレブリティそのもの。しかし、その生活は誰もが知るセレブたちの実態をスキャンダラスに描いた未完の問題作『叶えられた祈り』の発表をきっかけに崩壊していく。「いろんな人に会うことのほうが執筆より大切になっていった」と養女が語るカポーティは、社交界を追放され、鎮痛薬に依存し、混乱した様子でテレビ番組に出演する姿も。予告編は自虐的とも取れるカポーティ自身の「ご用心を!」という呼びかけで結ばれている。

同時に解禁された場面写真は、カポーティが“白鳥(スワン)”と呼んだ、ニューヨーク社交界のセレブ女性たちをエスコートし、「黒と白の舞踏会」にてダンスに興じる様子や、誰もが知る画家アンディ・ウォーホルを従えたショット、眼鏡を手に目をつぶる思慮深き肖像、そしてソファーで寝そべりながらカメラ目線を送る姿など、天才作家のさまざまな表情を捉えた5点となっている。

未公開の音声アーカイブや関係者の貴重なインタビューを通して明かされる、“誰もが一度は会いたいと願うが、一度会えば二度とは会いたくない”男=トルーマン・カポーティの真実とは。

死後36年を経て初めて語られる、未完の問題作『叶えられた祈り』執筆の裏側に迫る『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』は、11月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国劇場にて世界最速ロードショー。

作品タイトル:『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』
出演:トルーマン・カポーティ、ケイト・ハリントン、ノーマン・メイラー、ジェイ・マキナニー、アンドレ・レオン・タリー
監督・製作:イーブス・バーノー
2019年/アメリカ=イギリス/英語/98分/カラー・モノクロ/ビスタ/5.1ch
原題:The Capote Tapes 字幕:大西公子 字幕監修:川本三郎
後援:ブリティッシュ・カウンシル
配給:ミモザフィルムズ

公式サイト:capotetapes-movie.com
公式Twitter:@capotetapes
コピーライト:(c) 2019, Hatch House Media Ltd.

11月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

 

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