『声優夫婦の甘くない生活』トークイベント付き試写会開催決定!ゲストは”リアル声優夫婦”古川登志夫さん&柿沼紫乃さん

声優夫婦の甘くない生活イスラエルから届いたユーモラスで心あたたまる大人の珠玉作『声優夫婦の甘くない生活』が2020年12月18日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる。

10月27日(火)に初お披露目されたジャパンプレミアでは、「切なさの中に笑いあり、最後は胸の中に温かいものが広がるとても素敵な映画」「遠く離れた国だと感じないくらい、共感できて、笑えて、ほっこりできる作品」「人生の世知辛さをユーモアたっぷりに描きながらも、映画愛と吹き替えの素晴らしさを堪能できる名作」「監督のフェリーニ愛がびしばし伝わってきた。」と熱い感想が続々と上がった本作。製作国のイスラエルではコロナの影響で未だ劇場公開されていないため、この反応をメールで受け取ったルーマン監督からは「観客の皆さんの感想を読んでいると、心がとても温かくなりました。」と喜びのメッセージが到着したという。

“声優夫婦”というこれまでにない主人公が話題の本作。そんな設定にちなみ、11月22日(日)の“いい夫婦の日”に、リアル声優夫婦のトークイベント付き試写会の開催が決定した。ゲストは日本を代表するレジェンド声優夫婦である、古川登志夫さん柿沼紫乃さんだ。

声優夫婦の甘くない生活

古川登志夫さんは、「ONE PIECE」の主人公ルフィの義兄ポートガス・D・エース、「ドラゴンボール」シリーズのピッコロ、「うる星やつら」の諸星あたる、「機動戦士ガンダム」カイ・シデンなど、数々の国民的アニメの人気キャラクターの声を担当してきた。洋画の吹き替えでは、『バットマン フォーエヴァー』のジム・キャリーや『愛と哀しみの果て』のロバート・レッドフォード、『ゴーストワールド』のスティーヴ・ブシェミと、正統派二枚目からコミカルなキャラまで、声を変幻自在に操るまさしく黄金の声の持ち主。最近ではホラーやファンタジージャンル映画の祭典「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2020」のナレーションを務めるなど、映画ファンからも愛され続けてきた存在だ。

声優夫婦の甘くない生活

柿沼紫乃さんは、人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」大阪なる、「ドラゴンボール改」ビーデル、パン、「クッキングパパ」芹沢マリ、「きんぎょ注意報」智恵子などの声を担当。ゲームやテレビのナレーションなどでも幅広く、第一線で活躍し続けている。

声優界きってのおしどり夫婦としても知られる2人。そんな“リアル声優夫婦”が、映画の感想を交えながら、声優/夫婦という視点で共感したこと、声優同士の夫婦ならではのエピソード、本作のキャッチコピーでもある「ほんとうの声、聴こえてますか?」という質問など、ここでしか聞けないテーマで語る予定となっている。試写会の情報・応募については映画サイトの公式Twitterアカウント(@seiyufufu_movie)に掲載されているので、ぜひ応募してみては。


イントロダクション
ソ連からイスラエルに移民してきたスター声優夫婦は、夢と希望を抱いて第2の人生をスタートさせる。しかし現実は厳しく、声優の仕事にありつけない2人がようやく手にしたのは、人には言えない闇仕事だった!?妻の秘密が発覚したことをきっかけに、長年気付かないふりをしてきたお互いの「本当の声」が噴出し始める。“洋画の吹き替え声優夫婦”というこれまでにない設定で〈人生の再スタート〉を描いた本作は、アキ・カウリスマキを思わせるクラシカルな映像でコミカルかつドラマティックに展開する。

監督を務めたエフゲニー・ルーマン自身の旧ソ連圏から移民した経験をもとに、7年の歳月をかけて作り上げられた珠玉作は、ヨーロッパの映画祭を中心に喝采を浴びて高い評価を得た。本作を彩るのは、声優夫婦の歴史を形作ってきた名画の数々。今年、生誕100周年を迎える巨匠フェデリコ・フェリーニや、ハリウッドの往年の名作へのオマージュが、アキ・カウリスマキを思わせるクラシカルな映像と相まって、甘美なノスタルジーに誘ってくれる。

ストーリー
1990年、イスラエルへ移民したヴィクトルとラヤは、かつてソ連に届くハリウッドやヨーロッパ映画の吹き替えで活躍した声優夫婦。しかし、夢の第2の人生のはずが、新天地では声優の需要がなかった!生活のため、ラヤは夫に内緒でテレフォンセックスの仕事に就き、思わぬ才能を発揮。一方ヴィクトルは、違法な海賊版レンタルビデオ店で再び声優の職を得る。ようやく軌道に乗り始めたかに見えた日々。しかし、妻の秘密が発覚したことをきっかけに、長年気付かないふりをしてきたお互いの「本当の声」が噴出し始める。

作品タイトル:『声優夫婦の甘くない生活』
出演:ウラジミール・フリードマン マリア・ベルキン
監督:エフゲニー・ルーマン
脚本:ジヴ・ベルコヴィッチ エフゲニー・ルーマン
2019年/イスラエル/ロシア語、ヘブライ語/88分/スコープ/カラー/5.1ch/英題:Golden Voices/日本語字幕:石田泰子
後援:イスラエル大使館
配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/seiyu-fufu/
公式Twitter:@seiyufufu_movie

12月18日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

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