「政界一の嫌われ者」から「伝説のリーダー」になったウィンストン・チャーチルを描いた真実の物語『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開)が第71回英国アカデミー賞(R)にて、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)とメイクアップ&ヘアスタイリング賞(辻一弘)を受賞した。
「世界のCEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面したその時、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか?本作は、チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描く、感動の歴史エンターテインメント作である。
第71回 英国アカデミー賞受賞
主演男優賞:ゲイリー・オールドマン
メイクアップ&ヘア賞:辻一弘、デビッド・マリノフスキ、イバナ・プリモラック、ルーシー・シビック
ゲイリー・オールドマン氏 コメント
「素晴らしい栄誉をありがとうございます。共にノミネートされた皆様に敬意を表します。そして、(助演女優賞にノミネートされた元妻でもある)レスリー(・マンヴィル)にも。
この瞬間を、私の家族と共有することができて今日この時がとても特別になりました。3人の息子のアルフィー、ガリバー、チャーリー、そして美しい妻ジゼル。私の家族同様の存在であるジム・オズボーン、ダグラス・アーバンスキー、あなたの助けなしには私はここに立っていません。
ジョー・ライト、あなたは素晴らしい誠実さ、エネルギー、そして情熱で私たちを率いてくれました。あなたは選ばれし才能です。愛しています。クリスティン、愛しています。リリー、愛しています。あなたたちには並外れたビジョンと大きなハートがあります。
エリック・フェルナー、ティム・ビーバン、リサ・ブルース、アンソニー・マクカーテン、ダグラス・ウルバンスキ、ピーター・クジャウスキー、ドナ・ラングリー、そして私の素晴らしいメイクアップチーム、一弘、デイヴ、ルーシー、イバナに感謝します。
そして最後に、ウィンストン・チャーチルその人に感謝します。1940年の暗く不確実な日々、彼は栄誉、誠実さ、自由、国、そして世界のために、信頼を貫いたのです。なので、ありがとうサー・ウィンストン!そしてチャーチルの家族、そして改めて再度、BAFTAに感謝します。素晴らしい栄誉をありがとうございました。」
辻一弘氏 コメント
「ゲイリー・オールドマンさんと共に英国アカデミー賞を受賞することができてとても光栄です。特に、ウィンストン・チャーチルを生んだ英国で、これだけの評価をしていただきとても嬉しく思っています。
この作品で、映画の仕事をする喜びを再度感じ、それは素晴らしい時間でした。改めて、私をこの仕事に呼び戻してくれたゲイリーさん、そしてスタッフのみなさんに感謝します。」
朝から酒をたしなみ、国王との用事よりも優先するほど昼寝を欠かさず、風呂場でもミーティングをする変人ぶりと、愛妻クレメンティーンとの仲睦まじくウィットに富んだやりとり、そして英国王をして「ケダモノのようなヒトラーを怯えさせる男」と言わしめた明晰な采配。失敗を繰り返しながらも、チャレンジし続けた勇気。本作には、人間ウィンストン・チャーチルの型破りな魅力があますところなく描かれている。
「英国一型破りな男が、歴史を変えた。」
ストーリー
1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、ヨーロッパのみならず世界にとって究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか――。
作品タイトル:『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン
監督:ジョー・ライト
2017年/イギリス/125分
配給:ビターズ・エンド/パルコ
公式サイト:www.churchill-movie.jp
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3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!