松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作・ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020年松竹映画は100周年を迎えた。そんな松竹映画100周年を記念した作品『キネマの神様』の公開日が2021年4月16日(金)に決定した。さらに、初めての本編映像となる特報映像が解禁された。
監督は日本映画界を代表する山田洋次、原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハによる「キネマの神様」。先日、沢田研二・菅田将暉・永野芽郁・宮本信子・野田洋次郎・小林稔侍・寺島しのぶに加え、北川景子が出演することが発表され、8名が紡ぐ50年の時を超えた奇跡の物語に注目が集まっている。
今回初めて解禁された映像は、若き日のゴウ(菅田)がカチンコを片手に映画制作に奮闘していた頃の映画を、現在のゴウ(沢田)が懐かしさと寂しさ溢れるまなざしで鑑賞するという2人の対照的な姿が重なる印象的なシーンから始まる。映画制作に全身全霊を傾け、夢を追い駆ける若きゴウ、一方で、妻・淑子(宮本)から指摘されるまで思い出せなかった程、かつての情熱と輝きを失った現在のゴウ。この対照的な2人を中心に、ゴウを支える家族・友人たちが映し出されたエモーショナルな映像となっている。
本作は、主演に決定していた志村けんさんの逝去、新型コロナウイルスによる撮影中断など幾多の困難に直面しつつも沢田研二を迎え再始動し、映画界を代表する豪華キャストが集結した。
ストーリー
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」———。行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて映画館の撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシン(野田洋次郎)とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。
これは“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起きる奇跡の物語。
作品タイトル:『キネマの神様』
出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 / 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
配給:松竹
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
公式Twitter:@kinema_kamisama
公式Instagram:https://www.instagram.com/kinema_kamisama/
コピーライト:(C)2021「キネマの神様」製作委員会
4月16日 全国ロードショー
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