『グラディエーター』でアカデミー賞(R)主演男優賞を受賞したラッセル・クロウ主演最新作『Unhinded』(原題)。世界中でロックダウンが相次いだ後の公開にも関わらず、18の国と地域でNo1ヒットを記録した話題作が、邦題『アオラレ』として5月に全国公開する事が決定した。
今や社会問題となっている「あおり運転」は身近な恐怖として存在している。そんな誰しもが経験する可能性のある「あおり運転」の恐ろしさを描く本作は、子供を送り届けるため車を走らせるシングルマザーのレイチェル(カレン・ピストリアス)が、見知らぬ“男”(ラッセル・クロウ)と信号で言い合いになってしまうところから始まる。
「運転マナーがなっていない」とその男に言われ、謝罪を求められるが、レイチェルはそれを拒否。しかし、そのささいな小競り合いから、レイチェルは想像もしていなかった恐怖に巻き込まれることになる。男は常軌を逸した行動でレイチェルを追い詰めていく。果たして、レイチェルはその“男”の【アオリ】から逃げ切ることが出来るのか!?
本作のメガホンを取ったのは『レッド・バレッツ』『幸せでおカネが買えるワケ』(09)のデリック・ボルテ。出演には、謎の“男”を演じるラッセル・クロウをはじめ、“男”の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまう母親レイチェル役に『移動都市/モータル・エンジン』(18)のカレン・ピストリアス。息子カイル役に『チャイルド・プレイ』(19)のガブリエル・ベイトマンなどが参加している。
解禁となった場面写真は、凄みを増した顔圧と鋭い眼光でこちらを”アオル”、ラッセル・クロウ演じる”男”のビジュアルがどこまでも追いかけてきそうな恐怖を感じさせ、見る者を圧倒させる仕上がりとなっている。まさにラッセル史上最恐のキャラクターであり、映画史に新たな歴史を刻む‟悪漢”の誕生を予感させるビジュアルといえる。
そして、その‟男”から逃げ惑いながらも必死に戦おうとする母親と息子の逼迫した様子も写し出されており、果たしてこの親子が無事にこの‟男”から逃げ切れるのか、予測不能な展開が待ち受ける本作への期待が高まる場面写真となっている。
世界中でどこでも目にする路上での運転手同士のいざこざが、思いもよらない悲劇へと展開していく本作。“男”とレイチェルの壮絶な戦いの先にどんなクライマックスが待ち受けているのか。
誰もが感情移入出来るリアルで爽快なノンストップ・スリラー『アオラレ』にぜひご注目いただきたい。
【男】とは?
●素性が全く分からない
●どうも訳あり人生らしい
●何か薬を服用している(どこか悪いらしい)
●見た目の威圧感がスゴイ(高身長、出っ腹、レスラーのような腕、イってしまっている目、ガラガラの野太い声)
●どデカいピックアップトラックに乗る。めっちゃ運転がうまい。
●老若男女、何のためらいもなくフルパワーで殴れる
●見た目と違って、めっちゃ機敏に動く
●すぐキレる
●公衆の面前で堂々と殺す
●粘着質
●永遠に追いかけられるスタミナ
●銃で撃たれても死なない
ストーリー
美容師のレイチェルは今日も寝坊。あわてて息子のカイルを学校へ送りながら職場へと向かうが、高速道路は大渋滞。度重なる遅刻に、ついに首となる。最悪の気分のまま下道を走るが、信号待ちで止まると、前の車は青になっても発進しない。クラクションを鳴らすがまだ動かない。イラついたレイチェルが追い越すと、つけてきたドライバーの男が「運転マナーがなっていない」と言う。レイチェルに謝罪を求めるが、彼女は拒絶して車を出す。息子を学校に送り届けたものの、ガソリンスタンドの売店でさっきの男に尾けられていることに気づく。店員は「あおり運転の常習犯よ」と警告。車に戻ったレイチェルはある異変に気付いた。が、時すでに遅し。信じられない狂気の執念に駆り立てられた男の“あおり運転”が、ノンストップで始まるのだった―
作品タイトル:『アオラレ』
出演:ラッセル・クロウ、カレン・ピストリアス、ガブリエル・エイトマン、ジミ・シンプソン、オースティン・マッケンジー
監督:デリック・ボルテ
全米公開:2020年8月21日
日本公開:5月全国ロードショー
レイティング:PG12
配給:KADOKAWA
公式Twitter:@aoraremovie
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5月全国ロードショー