GG賞2部門ノミネート!バカンス満喫型タイムループ・ラブコメディ『パーム・スプリングス』待望のポスター&予告編解禁

2020年サンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった『パーム・スプリングス』が、4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となる。

世界中がコロナ禍で孤⽴を強いられた2020年。ほとんどの映画館が新型コロナで営業ができない中、ドライブインシアターでも限定公開された本作は、アメリカの映画評論サイト・ロッテントマトでも、批評家⽀持率94%をキープし続けている注⽬作。昨年末から今年にかけて続々と発表された海外の映画賞でも多数の受賞やノミネートを果たしており、現在までに7受賞26ノミネートを記録している。

そしてこの度、ついにアカデミー賞に向けた最⼤の前哨戦と⾔われるゴールデングローブ賞で、作品賞・主演男優賞(全てミュージカル・コメディ部⾨)にノミネートを果たした。

今回主人公ナイルズを演じ主演男優賞にノミネートされたのは、「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーを長年にわたり務めていたコメディアン俳優で歌手のアンディ・サムバーグ。同番組への出演で2007年にプライムタイム・エミー賞の音楽賞歌曲部門を受賞、2015年の同賞授賞式では司会も務めたほか、2013年には第71回ゴールデングローブ賞で自身がプロデューサーも務める主演ドラマ「ブルックリン・ナイン-ナイン」でテレビシリーズ・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。2019年は司会も務めるなど、ゴールデン・グローブ賞にゆかりのあるサムバーグが、映画部門でも主演男優賞受賞なるか、注目が集まっている。

メガホンを執ったのは、これまでドキュメンタリーやテレビシリーズに携わり、本作で初めて長編劇映画の監督を務める新鋭 マックス・バーバコウ

舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズに興味を抱く。

いい雰囲気になるふたりだが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃。負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった。しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たしてふたりは、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか…。

この度、解禁されたポスターには「2人なら永遠に“今日”でも構わない!?」というコピーが。パーム・スプリングスらしい砂漠の真ん中に、同じ日を永遠に繰り返すということを思わせるプールがあり、その中にリゾート感満載の2人がポップで可愛らしい浮き輪の上でビールを煽っている1枚だ。

予告編は、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」にのせ、結婚式なのにアロハシャツでスピーチをする不思議な男ナイルズと、その姿ときめいてしまったサラがいい感じに、と思いきやナイルズの肩に矢が飛んでくる。気づいたらまた結婚式の日の朝に…。永遠に続く“今日”から抜け出そうと奮闘するサラと、諦め切って楽しむナイルズの、悲惨なはずなのに楽しそうな“今日”がデヴィッド・ボウイの「Oh You Pretty Things」も相まって、心地良い映像となっている。

なお、2月12日(金)からは、各上映劇場にてオリジナルビジュアルのムビチケカードが販売となる(一部劇場を除く)。

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