菅田将暉主演×俳優デビューFukase(SEKAI NO OWARI)共演の映画『キャラクター』に小栗旬・高畑充希・中村獅童参戦!

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もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら…?

そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント、映画『キャラクター』(2021年6月公開)。「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画が、ついに実写映画としてそのベールを脱ぐ。

スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが演じる。

監督は、『世界から猫が消えたなら』(16年)、『帝一の國』(17年)、『恋は雨上がりのように』(18年)などを手掛けた永井聡

そしてこの度、山城が描いた漫画と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介(せいだしゅんすけ)を小栗旬、清田の上司・真壁孝太(まかべこうた)を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美(かわせなつみ)を高畑充希が演じることが明らかになった。

小栗と菅田の2人が初めて共演したのはドラマ「獣医ドリトル」。菅田は小栗に大きな影響を受け、その後も自身主演作『共喰い』(13年)のクランクイン前日に小栗を訪ね、背中を押してもらったと語るほどの仲。映画『銀魂』シリーズなど、これまでは小栗主演作での共演だったが、今回は菅田主演作での共演となり小栗は「共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられることは幸せなこと」と語っている。

その小栗が演じる清田について、プロデューサーの村瀬は「完全に当て書き。出演していただけると信じて清田のキャラクターを作り込み、描き出した」と明かし、永井監督は「渋くてカッコいい小栗さんが欲しい」とリクエストしたという。小栗は「いつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで演じた」と役作りを振り返り、「ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しい」と自身の役柄をアピールした。

その小栗とコンビを組む真壁を演じる中村獅童の2人はなんと15年ぶりの共演。中村は小栗を「とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在」と語っている。真壁は暴走族だった清田を警察官にすることで救い出し、刑事として上司と部下という関係になっても、昔のままタメ口を許す懐の深い男。撮影現場でも現場の雰囲気を和ませていた中村と、その場に立っているだけで凛とした空気を生み出す小栗、二人が演じる清田と真壁のコンビネーションにも注目したい。

そして、山城を支える恋人・夏美役の高畑は久しぶりに共演する菅田を「かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしいたたずまいの座長」と表現。初共演のFukaseや、大先輩の小栗、獅童に囲まれて「目指せ良い奥さん」をモットーに演じたという。村瀬プロデューサーは、本作において紅一点の高畑について「最高の華やかさと煌びやかさをもたらしてくれた」と太鼓判を押している。

さらに、新キャスト発表と共に本編映像を使用した特報も解禁された
初の漫画家役にチャレンジする菅田、殺人鬼役で驚きの怪演をみせるFukase、新キャストの小栗・高畑・獅童の5人がスクリーンに放つ強烈なインパクト、息もつかせぬ怒涛のストーリー展開に注目の映画『キャラクター』は今年6月公開。

目次

新キャスト コメント一覧(敬称略)

◆小栗旬/清田俊介(せいだ・しゅんすけ)役
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から“渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。

【清田俊介・役どころ】
神奈川県警察本部捜査第一課巡査部長。暴走族あがりの刑事。人との距離を縮めることに長け、事情聴取や取調べには天性の才能を見せる。直感が鋭い反面、やや暴走する気があり真壁の手を焼かせることも。山道で起こった殺人事件が、山城の描いた「34(さんじゅうし)」の内容に酷似している事に気が付く。

◆高畑充希/川瀬夏美(かわせ・なつみ)役
初めての永井組。そして紅一点。
ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、『目指せ良い奥さん』をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。
真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。

【川瀬夏美・役どころ】
山城と同棲中の彼女。持ち前のやさしさで応援し、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える良き理解者。北欧系の家具を扱うインテリアショップに勤めている。一家殺人事件の第一発見者となった山城の様子に変化を感じるのだが……。

◆中村獅童/真壁孝太(まかべ・こうた)役
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。
また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。
小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。
菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。
菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。
普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。
個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!

【真壁孝太・役どころ】
神奈川県警察本部捜査第一課警部補。兄貴肌で人情味があり、同僚からの信頼も厚い刑事。管轄内で発生した一家殺人事件を班長として担当。消えてしまった犯人を部下の清田と共に追う。

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