都会の異なる環境を生きる二人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた『あのこは貴族』が2月26日（金）より全国公開となる。
東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子と、大学進学をきっかけに上京してきた上京組の美紀。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていくーそんな女性2人の姿を小気味よく、清々しく描いた本作。
主人公である華子役には門脇麦、美紀役には水原希子と、実力と話題を兼ね備えた女優2人がいまを生きる女性たちの葛藤と成長を見事に表現しているが、本作には、華子と美紀、そして門脇と水原にとっても欠かせない重要な役を担った女優がいる。
華子の友人であり、プロのヴァイオリニストとして海外でも活躍、上流階級の家庭に生まれ育ちながら、地に足つけた独自の価値観で華子に良きアドバイスを送る逸子役を演じた石橋静河。そして、美紀と同郷で同じ大学に進学、一時は疎遠になっていた美紀と同窓会で再会したのを機に意気投合、美紀の良き相談相手となる平田役を演じた山下リオだ。
華子にとっては、自分の素直な本音を明かせる唯一と言える友人が逸子であり、美紀にとっては、共に地方から上京し、支え合いながら東京を生き抜く戦友とも言える役どころの平田。先日行われた公開直前イベントの中で、門脇は「この2人（華子と美紀）の友達に逸子と平田がいて本当によかったと思う」と口にしており、劇中では、絶妙な距離感で心地よい空気感を作り出し、抜群の存在感を放っている。
今回解禁となる映像では、そんな4人の女優に焦点を当てたメイキングシーンが切り取られている。門脇、水原の初共演シーンとなるホテルのラウンジでの一幕や、タブレットを見ながら和やかな雰囲気で撮影の合間時間を過ごす門脇、石橋の姿、さらに、以前共演して以来、プライベートでも仲がいいという水原、山下の本当の親友のような和気あいあいとした撮影風景に加え、勢いあまって頭をぶつけるちょっとしたハプニングも映し出された。
