一人の日本人が独学で作り始め7年間かけて完成させ、世界の映画賞を席捲したSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』が3月26日(金)より日本公開される。
〈映画の作り方は独学〉〈たった一人でスタート〉〈制作期間7年間〉〈本職は内装業〉──そんな驚愕ワードをひっさげて、アニメーション界に突如出現したクリエイター、堀貴秀。
総ショット数約14万コマ・フィギュアはすべて手作りという狂気の愛と熱量で完成させた作品は、北米最大のジャンル映画祭の呼び声も高いファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞。
さらに『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞(R)に輝いたギレルモ・デル・トロから、同じ高みを目指す才能として激賞された。
マニアックなのに壮大な世界観と、不気味だけどかわいいキャラクターに中毒者が続出したカルトムービーが遂に海外から逆輸入上映を果たす。
人類は遺伝子操作により長寿を得たが、代償として生殖能力を失った。さらに環境汚染、ウィルス感染により、世界は滅亡への道を歩んでいた。新たな命を生み出すカギは、地下で独自に進化した人工生命体マリガンに隠されていた。今、未来を救うために“主人公”が迷宮へと潜入する─
解禁された予告映像では不気味だけどかわいい、個性豊かなキャラクターが総出演しており、監督、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果の全てを堀貴秀監督1人で7年かけ製作された様子もメイキングとして映し出されている。
コマ撮りアニメとは思えないほどの滑らかな動きと迫力のあるアクション映像も見どころだ。
果たして、この壮大で未知なる冒険はどのような結末を迎えるのか…。
『JUNK HEAD』は、3月26日(金)より、アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開。
「ジャンクヘッドの想像力とスケールとディテールは驚異的だ」
―Dread Central
「素晴らしい冒険の世界。これを作った才能はずば抜けている」
―Nerdist
「面白くてかわいくて不気味なディストピアの物語。本当にユニークだ」
-SciFiNow
ストーリー
環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
作品タイトル:『JUNK HEAD』
監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽:堀貴秀
音楽:近藤芳樹
制作:やみけん
製作:MAGNET
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/junkhead
公式Twitter:JUNKHEAD_movie
コピーライト:(c)2021 MAGNET/YAMIKEN
3月26日(金)アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺他 全国順次公開