松竹映画100周年を記念し、原田マハによる同名小説を山田洋次監督が映画化、沢田研二と菅田将暉がダブル主演を務める『キネマの神様』の新たな公開日が8月6日（金）に決定した。
さらに、片桐はいりと原田泰造が出演、VFX監修を山崎貴監督が担当していることが発表となり、本ビジュアル、特別映像が到着した。
本作では、映画監督になる夢を追いかけ、挫折を経験するが映画をこよなく愛するゴウ（現在：沢田研二/過去：菅田将暉）、かつて若きゴウが想いを寄せる食堂の娘であり、ゴウの妻となった淑子（現在：宮本信子/過去：永野芽郁）、そしてゴウとはかつての撮影所仲間で、名画座・テアトル銀幕を営むテラシン（現在：小林稔侍/過去：野田洋次郎）など各キャラクターの想いと共に、夢と愛に満ちた青春そして時代を越えて訪れる“奇跡”に満ちた物語が描かれる。
公開となった特別映像には現在と過去のゴウを繋ぐ重要な本編シーンと、その演出について熱心に話し合う山田監督と山崎監督のカメラテストの様子が映し出されている。
『ALWAYS 三丁目の夕日』、『永遠の0』、『STAND BY MEドラえもん』など、高度なVFXを用いた数々の作品で知られる山崎監督が本作で手掛けたのは、沢田研二演じる現在のゴウが過去に思いを馳せながら映画を観ていると、主演を務める昭和の銀幕スター・桂園子（北川景子）の瞳がクローズアップされ、菅田将暉演じる若き日のゴウが働く撮影現場の様子が浮かび上がっていくシーン。
メイキングシーンに映し出された、両監督の真剣な表情で意見交換する姿からは、本作に懸ける二人の熱い想いが伝わってくる。
