イタリア映画の巨匠フェリーニに魅せられて旅に出る少女のロマンティック・ファンタジー『フェリーニに恋して』が3月17日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開される。この度、本作の本編映像の一部が解禁となった。
本作は、「夢を抱くすべての若者たちに捧げたい」(「Hollywood Reporter」) 「フェリーニへのリスペクトに溢れている！」(「Los Angeles Times」)などと本国アメリカで評価され、大手映画情報サイトRottentomatoesではその繊細で美しいストーリーによって100点を獲得した、大人のロマンティック・ファンタジー。
この度解禁された本編映像は、イタリアに渡ったルーシーが旅先で知り合った青年とカフェで楽しく会話をし、何気ない会話からフェリーニへの思いを話し出すシーン。どこか恋の始まりを予感させる場面が切り取られており、キラキラと輝くブルーアイズが印象的なルーシーに誰もが魅了されるだろう。
このルーシーを演じているのは、映画『ブラック・スワン』（10）、『ペット 檻の中の乙女』（16）、テレビドラマ「ロスト・ガール」（10-16）に出演したクセニア・ソロ。今までは黒髪や濃いアイラインで怪しげな魅力を振りまいていたが、本作では一転、ノーメイクに近い姿で純粋無垢な少女役を好演している。まだまだ日本では紹介される機会の少ない彼女だが、2010年にナイロン誌が発表した“未来のハリウッドの顔55人”に、クロエ・グレース・モレッツやエズラ・ミラーらと共に選ばれた注目すべき女優の1人なのだ。2011年には、「ロスト・ガール」でジェミニ賞最優秀助演女優賞を受賞するなど実力も折り紙つき。先日行われた一般試写会でも「主人公が可愛い。たくましく成長していく姿が良かった」「ルーシーがとにかく魅力的だった！」「ルーシーがとてもキュート。ルーシーと共に旅をしている気分になった」と言った感想が多く寄せられた。
今後の活躍にも期待できる注目の女優クセニア・ソロが主演を務める映画『フェリーニに恋して』は、３月17日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。
ストーリー
20歳のルーシーは、男の子とキスしたことも、働いたことも、本当の友人を持ったこともなかった。彼女の唯一の理解者は母親のクレアだけ。クレアはルーシーを外の悪い世界からずっと大切に守ってきた。自分の末期の病さえも隠しながら…。何かが母に起きていることに気づいたルーシーは自立することを決心するが、うまくいかずに途方に暮れる。するとそんな時、目に飛び込んできたのは「フェリーニ映画祭」と題されたきらびやかで怪しい劇場だった。吸い込まれるように入っていったその場所でフェリーニの魅惑の世界にまたたく間に心を奪われる。ルーシーはいてもたってもいられず、フェリーニを探すためイタリア各地を巡る旅へ出る。そこで待ち受けるのは、フェリーニ作品の世界に迷い込んだようなファンタジーや悪夢、胸高鳴るラブストーリー。真実と虚構が幻想的に絡み合いながら、ルーシーの「フェリーニを探す旅」は最終地点へと向かっていく。
作品タイトル：『フェリーニに恋して』
出演：クセニア・ソロ、マリア・ベロ、メアリー・リン・ライスカブ
監督：タロン・レクストン
脚本：ナンシー・カートライト、ピーター・ケナアス
配給：ココロヲ・動かす・映画社○
パブリシティ：アンプラグド
2016年/アメリカ/103分/英語 原題：In Search of Fellini/シネスコ/カラー
公式サイト：https://www.cocomaru.net/fellini
コピーライト：(c) 2016 In Search of Fellini, LLC. All Rights Reserved.
3月17日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開