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『約束の宇宙』坂本龍一によるオリジナルサウンドトラック4/14(水)デジタル配信リリース決定!コメント&特報も到着

約束の宇宙

エヴァ・グリーン主演×『裸足の季節』(15)の脚本を手掛けたアリス・ウィンクール監督により、新たな視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描き出す『約束の宇宙(そら)』が4月16日(金)全国公開となる。

そして、坂本龍一による本作のオリジナルサウンドトラックが4月14日(水)デジタル配信リリースとなることが決定し、収録楽曲「Embarkment」を使用した特別映像も公開された。

ウィンクール監督は「ドキュメンタリー作品『Ryuichi Sakamoto:CODA』の音楽が印象に強く残っていました。自然の音を捉えるなどの繊細なトーンが本作のイメージと重なり、シナリオを送りました。…引き受ける、という返事をもらった時は本当にうれしかった」と振り返っている。

宇宙へいくという長年の夢と、子どもにとっては唯一無二の母親であることの狭間で揺れ動きながら、ともに成長してゆく二人の姿に寄り添ったやさしく美しい旋律が、母と娘の物語を包み込む。

折しも、坂本がデヴィッド・ボウイ、ビートたけしらと出演し、音楽を担当した大島渚監督作『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が全国順次公開される。多数の映画音楽制作を手掛け、第一線で精力的に活動を続ける坂本の作品に同時に劇場で触れることのできる貴重な機会となっている。

なお、本作へ寄せられた坂本のコメントは以下の通り。

目次

坂本龍一 コメント

約束の宇宙

アメリカのエージェントからこのような映画があるが、興味があるかと聞かれ、なかなか面白そうだと思った。
監督が女性であること、主演も女性であり、内容は母と娘の話なので、主要な部分は全て女性だ。
metoo運動以降多く取り上げられるようになったとはいえ、まだまだ女性による映画は少ないので、サポートしたいと思った。
エヴァ・グリーン演ずる女性宇宙飛行士についての映画だが、内容はSF的なものではなく、母親と小さな娘の関係が中心だ。
働く母親と子の複雑な関係は世界的な問題で、悩みを抱えた母親は多いので多くの女性たちの共感を得られるだろう。
そのような内容なので、音楽は僕のなかでは特に女性的な優しさを強調したもので、珍しく実際の人による合唱も使った。

音楽家 坂本龍一

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