ヒマラヤ山脈、標高4800メートルにある秘境ルナナ村に響くブータン民謡。都会から来た若い先生と、村の人たちと子どもたちの心の交流を描いた『ブータン 山の教室』が、4月30日(金)よりシネ・リーブル梅田、京都シネマにて、5月7日(金)よりシネ・リーブル神戸にて公開となる。
本作の公開を記念し、兵庫県にあるJICA関西食堂にて、関西ではなかなか味わえないブータン料理を味わえるコラボ企画が開催中だ。さらに、本作の場面写真をJICA海外協力隊のブータン派遣時の活動写真とともに紹介するパネル展も同時開催。ブータン民族衣装なども展示されている。
JICA関西食堂×映画『ブータン 山の教室』コラボ企画
「世界一辛い!」と言われるブータン料理。町ではトウガラシがキロ単位で売られていて、香辛料というよりは、野菜としてたくさん食されており、今回のメニューにもトウガラシが使われている。「パクシャパ」は見た目は日本の肉じゃがのようだが、食べるとピリリとして刺激的な味。また、ブータンではソバが栽培されており、蕎麦粉を使って麺にしたものを「プタ」と呼ぶ。こちらもトウガラシが使われている。本メニューでは、日本の味覚に合うように辛さをマイルドに調整されており、本作の余韻に浸りながらホットな料理を堪能できる。
■コラボメニュー 740円(税込)
・紫黒米入りごはん
・パクシャパ(豚肉と大根のピリ辛炒め煮)
・プタ(焼きそば)
・ヘンツェジャジュ(唐辛子と青菜のチーズ風味スープ)
■実施店舗:JICA関西食堂(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)
■販売期間:4月26日(月)~5月31日(月)
■営業時間:ランチ 11:30~14:00 / ディナー 17:30~
※ディナー営業については、政府の「まん延防止等重点措置」の適用を受け、時間を短縮して営業をしています。詳しい時間はHPでご確認の上お越しください。
ブータンパネル写真展
「Japanese Sister! 健康教育・予防医療を伝える」
ブータンに派遣されたJICA海外協力隊の活動の様子を写真とともにご紹介するパネル展が同時開催中。ブータンでは医療サービスは無料(一部を除く)とされているが、この映画のように山岳地域などは地理的要因や交通事情により、高度医療へのアクセスは容易ではない。そのため、日ごろの衛生教育や予防医療が大切とされている。今回のパネル展では看護師の資格を持つJICA海外協力隊員が山の小学校で授業をしていた様子をご紹介。
さらに、映画『ブータン 山の教室』撮影オフショット写真展も同時開催。キャスト達の素敵な笑顔と雄大な景色をお楽しみいただける。
ストーリー
若手教師のウゲンは、ある日教官に呼び出されブータンの秘境、ルナナにある学校に行くよう告げられる。「オーストラリアに行き、ミュージシャンになりたい」という夢を抱きながらも、渋々ルナナ村に行くことに。1週間以上かけ辿りついたその地には、「勉強したい」と真っすぐな瞳で彼の到着を待つ子どもたちがいた。ある子どもは「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。慣れない土地での生活に不安を拭えなかったウゲンだったが、村の人々と過ごすうちに自分の居場所を見つけていく。
作品タイトル:『ブータン 山の教室』
出演:シェラップ・ドルジ、ウゲン・ノルブ・へンドゥップ、ケルドン・ハモ・グルン、ペム・ザム 他
監督・脚本:パオ・チョニン・ドルジ
2019年/ブータン/ゾンカ語、英語/110分/シネスコ
英題:Lunana A Yak in the Classroom
日本語字幕:横井和子
字幕監修:西田文信
後援:在東京ブータン王国名誉総領事館
協力:日本ブータン友好協会
配給:ドマ
公式サイト:bhutanclassroom.com
公式Instagram:@bhutanclassroom
公式Facebook:@bhutanclassroom
コピーライト:(c)2019 ALL RIGHTS RESERVED
4月30日(金) シネ・リーブル梅田/京都シネマ
5月7日(金) シネ・リーブル神戸 にて公開
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