ワケあり物件に住み、その履歴を帳消しにするという秘密のお仕事=ルームロンダリングをしている、八雲御子。いつからか幽霊の見えるようになった御子は、部屋に居座る“この世に未練たらたら”な幽霊たちのお悩み解決に奔走させられ…?ちょっぴり前向きな気持ちになれて、クスっと笑えるコメディ映画、池田エライザ主演『ルームロンダリング』の公開日が7月7日に決定し、あわせて場面写真が解禁された。
主演の御子役に、近年女優業での活躍が目まぐるしい池田エライザ。15年には『みんな!エスパーだよ!』でヒロインに抜擢され、以降、女優業が急増。『一礼して、キス』(17)で映画初主演、「ぼくは麻里のなか」(17)でドラマ初主演を飾った。2018年には『伊藤くんA to E』や『となりの怪物くん』、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』など映画出演作が6本と今最も勢いのある若手女優の一人。
胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父・悟朗役には、外国人監督作品への参加も多い演技派俳優、オダギリジョー。御子の隣に住む青年・亜樹人役には、今年新成人を迎えた若手注目俳優、健太郎。そして、個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じる。
また、本作はTSUTAYAが新たなクリエイターの発掘を目指して映画企画を募集するコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015」で、『嘘を愛する女』(17)に次ぐ準グランプリ受賞を果たした。監督の片桐健滋は、崔洋一、廣木隆一、中村義洋ら名だたる監督たちの元で助監督を務め、かつてはフランソワ・トリュフォー監督作品の編集で知られるヤン・デデ氏に師事していたこともあるという異色の経歴の持ち主。様々な現場を渡り歩き、骨太な監督たちと修羅場を共にしてきたからこそ辿り着いた、このハートウォーミングなオリジナル作品で長編映画監督デビューを飾った。
この度解禁された場面写真は、スーツケース片手に事故物件から事故物件へ渡り歩く御子や、タバコをふかしながら古びたアパート内を歩く悟朗、眼鏡に手をかけ驚いた表情をする亜樹人(健太郎)、道端にしゃがみ込むパンクロッカーの幽霊・公比古(渋川清彦)が登場する6点。
予期せぬ事故に遭った美人幽霊・悠希(光宗薫)と御子が仲良く一緒に映画を観ているシーンや、御子と悟朗が2人揃ってお墓参りをするシーンも。コミカルでありながら、人と人、人と幽霊(!?)の絆を感じる場面写真となっている。
ストーリー
5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、訳アリ物件に自分が住むことによって“物件を浄化する“というルームロンダリングだった。
ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は失踪した母親との再会を果たすが…。見終わった誰もが暖かな気持ちになるステキな物語。
作品タイトル:『ルームロンダリング』
出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫/オダギリジョー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋・梅本竜矢
2018年/109分/日本/カラー/DCP/シネマスコープサイズ/5.1ch
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:roomlaundering.com
コピーライト:(c)2018「ルームロンダリング」製作委員会
7月7日(土)より新宿武蔵野、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー