元祖“氷上の貴公子”ジョン・カリーの知られざる人生を描いたドキュメンタリー映画『The Ice King(原題)』日本公開決定

The Ice King(原題)

伝説の男子フィギュアスケート金メダリストであり、元祖“氷上の貴公子”のジョン・カリー。その知られざる人生を描いたドキュメンタリー映画、『The Ice King(原題)』が日本で配給されることが決定した。

アイススケートをスポーツから芸術へと昇華させた伝説の英国人スケーター、ジョン・カリー。「氷上のヌレエフ」と評された彼は、バレエのメソッドを取り入れた華麗な演技で1976年、インスブルックオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得。同性愛者であることを公表したはじめてのメダリストとなった。同性愛への偏見が激しい時代において彼の存在はしばしば政治的論争にまで発展するも、その唯一無二の表現力に彩られた滑りは多くの人々を魅了した。

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映画は競技者としてのカリーにとどまらず、バレエを「男らしくない」という理由で断念せざる負えなかった少年時代の父親との軋轢とプロ転向後の苦悩を、自ら立ち上げたカンパニーによる世界各地での公演の模様や、1984年に来日した際の様子など貴重な映像と関係者のインタビューで綴る。

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これは、不当な扱いを受けながらも屈することなく、高みを目指し、人を遠ざけながらも、愛に飢え、滑り、踊り続けた男の物語。

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作品タイトル:『The Ice King(原題)』
出演:ジョン・カリー、ディック・バトン、イアン・ロレッロ、ジョニー・ウィアー、ロビン・カズンズ
(2018年/イギリス/89分/英語)
監督:ジェイムス・エルスキン(『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』)
製作:ビクトリア・グレゴリ
配給・宣伝:アップリンク

コピーライト:(c) Copyright New Black Films Skating Limited 2018

2019年公開予定

 

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