『47歳 人生のステータス』予告編解禁!マイク・ホワイト監督からのコメントも到着 ―6/11(金)よりオンライン上映

47歳 人生のステータス

『47歳 人生のステータス』(6月11日(金)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映)の予告編が解禁された。

本作は、今年のアカデミー賞助演女優賞を受賞した『ミナリ』や2017年のアカデミー賞で作品賞・脚色賞・助演男優賞を受賞した『ムーンライト』など、社会問題に独自の目線で切り込む作品を数多く手がけるブラッド・ピット率いるプロダクション・プランBエンターテインメントの製作で、監督・脚本は映画『スクール・オブ・ロック』や人気TVドラマシリーズ『エンライテンド』などの脚本&プロデュースを担当するマイク・ホワイト、彼と長年の友人でありながら今作が初タッグとなった名優ベン・スティラー(『ナイト ミュージアム』『LIFE!/ライフ』)の主演で贈る、50代を目前にミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥り、その中で人生後半戦を歩み始める中年男性の悲哀と再生を暖かくユーモラス描いたハートフル・ドラマ。

予告編では、47歳の主⼈公ブラッド(ベン・スティラー)が息子のトロイ(オースティン・エイブラムス)の大学見学に向かう途中、学生時代の旧友たちが経済的・社会的に成功していると知り、自分自身のステータスについて思い悩む。息子の友達から「もう50歳なのに自分勝手なのね」と言われ、旧友には展開している事業を皮肉られ、自分は人から負け犬と思われているのでは、と疑いを持つ。そんな中、ふと息子の成長した姿に気づき妻に電話をかけるブラッド。人生の折り返し地点で見えてきた“人生のステータス”とは…?

また今回、本作の監督・脚本を手がけたマイク・ホワイト監督から日本での上映に際し、以下の通りコメントが到着した。

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マイク・ホワイト監督 コメント

私は、本音で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、皮肉っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかったのです。周りの人々は、より大きな人生を歩んでいるように見えますよね。私たちの生活でのこういった局面が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。自分自身について考えることが、いかに自らの多くの時間を食っていることか。この映画はすぐに、風変わりで予想しない方向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る方向へと展開します。
私はずっとベン(・スティラー)のファンでした。長い間ずっと彼と一緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の人、みたいな感じなのです。都会的な野心のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました。

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