ハリウッドで一大スキャンダルを巻き起こした実話の裏側を映画化し、第90回アカデミー賞(R)《脚色賞》ノミネート、第75回 ゴールデン・グローブ賞で《主演女優賞(ドラマ部門)》《脚本賞》のダブルノミネートを始め、すでに5受賞、46ノミネートを果たし、映画賞レースを席巻している話題作『モリーズ・ゲーム』が、5月日本公開となる。
『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞(R)、ゴールデン・グローブ賞を受賞。『マネーボール』 、『スティーブ・ジョブズ』と、栄光を手にした実在人物の知られざる裏側に光を当ててきたアーロン・ソーキン。綿密なリサーチと独自のキャラクター造形、そして膨大な台詞量の脚本によって俳優たちからハイ・テンションな演技を引き出してきた天才脚本家アーロン・ソーキンが、ジェシカ・チャステインを主演に迎え、自らの脚本で待望の監督デビューを果たした。
この度、伝説のポーカールーム経営者モリー・ブルームを熱演するジェシカ・チャステインの華麗な七変化を大公開。劇中で披露される華麗なるドレス着こなしを特別編集したセクシーでゴージャスな特別動画が解禁となった。
レオナルド・ディカプリオ、ベン・アフレック、トビー・マグワイアを始めとする、オスカー・クラスのトップスターが顧客リストに並ぶ、エクスクルーシブなポーカールームが実在した。招待された者のみが参加できる、都市伝説のようなサロンのオーナーは、何の後ろ盾も持たない26歳の独身女性、モリー・ブルーム。彼女はオリンピックを有望視されたモーグル選手だったが、ケガのためにアスリートの道を断念。一転して、高額なポーカーの世界へと足を踏み入れる。転倒のケガから回復したモリーは、ロースクールへ行く前にLAで1年間の休暇を取る。ハリウッドのクラブでウェイトレスとして働き始めたモリーは、店の常連客のディーン・キース(ジェレミー・ストロング)から雑用係としてスカウトされ、彼が主催するポーカー・ゲームを手伝い始める。サンセット大通りのコブラという店で毎週火曜、参加費は1万ドル。ハリウッドスターのプレイヤーX(マイケル・セラ)、映画監督、ラッパー、ボクサー、大物実業家……大金持ちの有名人ばかりが集まる。
今回解禁されたのは、モリーの華麗なる転身に一役買った輝かしいドレス姿を披露する7シーンをダイジェストした必見の特別動画だ。
―始まりは88ドルのワンピース―
ディーン主催のポーカー・ゲームを手伝うことになったモリーは、手持ちの物で一番いい服を着て出かける。それは、かつてJCペニーで買った88ドルのワンピースだ。ドット柄に女性らしいラインのフェミニンなワンピースだが、胸元に見える華奢なネックレスが女性らしさを演出している。このときのヘアスタイルは、シンプルなハーフアップスタイルでまだウブな印象だ。初めてのポーカー・ゲームに落ち着かない様子を見せるモリー。来た客に精一杯の笑顔を見せ、不慣れな様子でお金を受け取る。青春時代に勉強とスキーだけにすべてを捧げてきた彼女は、ハリウッドの伝説とまで言われたポーカールームを自分が築き上げていくことなど、この時はまだ知る由もない。
―ワンランクアップのバーニーズのドレス―
客とフレンドリーに抱き合ったり、ハイタッチをしたりと、ノリノリの接客でゲームの手伝いにもすっかり慣れた様子のモリー。ここではバーニーズで購入した赤いワンピースを着て、ボディラインがはっきりわかるセクシーな姿を披露している。ヘアスタイルも大人っぽいストレートに変化。このときコブラで行われるゲームは、プレイヤーXの独壇場となりつつあった。Xのためモリーはゲームを手伝うかたわら客探しに奔走する日々を送っていた。
―男性陣を悩殺するセクシードレス―
まるで切り絵を巻きつけたようなセクシー&エレガントなドレスで登場。部屋にいる客たちが一瞬にしてモリーの姿に釘付けに。ウェーブのかかったヘアスタイルは、ラグジュアリーなスイートルームにぴったりだ。モリーはポーカーを通じて、最高レベルの人々と交流することに生き甲斐を見つけていた。ところが突然、ディーンからクビを言い渡され、秘かに練っていた計画を実行する。プレイヤーたちに「今夜からフォーシーズンズ1401号に変更」とメールし、一流ホテルのスイートルームに集めた客に、高らかに“モリーズ・ルーム”のオープンを告げた。
―シンプルなシルバードレスとゴージャスなアクセサリー―
無駄のないデザインのタイトなドレスだが、控えめに光沢を放つシルバーは、モリーの印象を明るくそして美しく見せる。シンプルなデザインのドレスに、耳元の大きなイヤリングがゴージャス感を加えている。妻子持ちにも関わらず、常連客の世界的ロックスターから口説かれるモリーは、そのシルバー色のドレスのようにクールな対応で誘いを断る。
―肩と胸元の露出で2倍セクシーなワインレッドのドレス―
深みのあるワインレッドのドレスは、大人っぽく上品な印象に。女性らしいシルエットに、思わず触りたくなるような柔らかい素材の生地が特長だ。肩の露出と胸元のクロスデザインでさらにセクシーさが増す。「掛金を上げろ」、「新たな客(カモ)を呼べ」と、次々に無理な要求をするプレイヤーXとの間に徐々に溝が出来始める…。
―バブル期を彷彿とさせるベアトップドレス―
ピンクの総スパンコールのベアトップドレスはどこかバブリーな印象を与える。「君は終わりだ」とプレイヤーXからの電話で嘲笑され、LAでのゲームを奪われたモリー。車から降りて必死に屈辱に耐える様子を見せるが、そのシーンとは対照的にドレスは夜の街で虚しく煌びやかに輝く。
―女帝級オーラを醸し出すスパンコールドレス―
最後は、種類の違ったスパンコールを埋め込んだシックながらもゴージャスなドレスだ。プレイヤーXに潰されたモリーは、NYで新たなゲームを始めることを決意する。プレイメイトを前に自分のプランを話すモリーは、新たな王国に君臨する女王の風格を漂わせている。そこから一夜で100万ドルが動く新たなる伝説の幕を開けるのだが―。
今回の動画で紹介したドレスは、本編の中のほんの一部に過ぎない。ジェシカ・チャステインには全部で90着の衣装が用意されたという。セレブたちを虜にしたのはポーカーゲームだけではなく、セクシーでゴージャスな女性モリーだったということも頷ける。様々なドレスを華麗に着こなし、強者たちをクールにあしらう女性経営者を体現したジェシカ・チャステインの熱演と着こなしを、ぜひ、大画面のスクリーンでお楽しみいただきたい。
ストーリー
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な賭け金でポーカーに講じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが──。
作品タイトル:『モリーズ・ゲーム』
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ
監督・脚本:アーロン・ソーキン
製作国:アメリカ PG12
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://mollysgame.jp/index.php
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2018年5月、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー!