『サマー・オブ・ソウル』久保田利伸、トータス松本、村上てつやら総勢12名から称賛コメント到着!―8/27公開

サマー・オブ・ソウル

今年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、ドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が8月27日(金)より劇場公開される。

1969年当時、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。50年もの間、歴史から抹消されていたこの革命的祭典が、クエストラブの手によって極上の音楽ドキュメンタリーとして復活。

アメリカ本国でも、「目の覚めるような感動」「驚異的な傑作」、「今年のベスト・ムービー」といった賛辞が相次ぎ、早くも来年度アカデミー賞ノミネートの呼び声があがるほどの大ヒットを記録している。

そんな本作は日本でも、クエストラブと仕事を共にし交流を持つミュージシャンの久保田利伸、ウルフルズのヴォーカル・トータス松本、ゴスペラーズの村上てつや、RHYMESTERのDJ JINなど、最前線で活躍しつづけるTOPミュージシャンらを筆頭に多くの人々を魅了し、絶賛の声が続々と到着している。総勢12名のコメントは以下のとおり。

コメント(*順不同/敬称略)

■久保田利伸/ミュージシャン
コンクリートジャングルのど真ん中で爆発したThe Soul Power。
情熱、自由、愛、希望、幸福、勇気、怒り、悲しみ、祈り、尊厳、GROOVE、叫びのすべてがそこに。
ありがとう、クエストラブ。Beautiful Job!

■トータス松本/ウルフルズのヴォーカル
思わず見入ってしまう熱唱と演奏。出演者たちの佇まいが兎にも角にもカッコよすぎて泣けてくる。
音楽の底力を感じますね~。
まったく叶わない夢のまた夢ですが、その場にいたかった!

村上てつや/ゴスペラーズ
色んな意味で衝撃的な作品です。手作り感満載の素朴なステージ上で繰り広げられる圧巻のステージの数々。ほんと、ソウルって素晴らしい!この映像をまとめあげたクエストラヴの執念にも脱帽。コッテコテのソウルパワー、たっぷりいただきました。

■DJ JIN/RHYMESTER
これぞ魂の放射。ライヴゆえ、なおのこと。ソウルやファンクが社会性も帯びてさらに花開く直前=1969年のリアルな記録!

■高橋一/思い出野郎Aチーム
埋もれていた物凄い名演の数々に当事者の証言がテンポ良くオーバーラップし、シームレスに過去と今が繋がる様は、まるでMPCを使って古いレコードから最新のビートを作り出しているかのようでした。
名だたるミュージシャン達やインタビューを受けた市井の人々の訴えかけるメッセージが時空を超えてダイレクトに突き刺さり、見終わった後感動と共に、この映画はまぎれもなく現在我々が抱え続けている問題と、それでもタフに鳴り続ける音楽の可能性を映し出しているのだと思いました。

■近田春夫/ミュージシャン
観るのにエネルギーのいる映画なのはたしかだが、それだけの価値のある記録なのは間違いない。’69年夏のニューヨークでこんな大がかりな催し物が繰り広げられていたとは!何よりの衝撃はそのことなのである。

■南佳孝/ミュージシャン
この映画は黒人たちが創り上げてきた音楽文化を
ニューヨークはハーレムで行われた
夏フェスと言えるかも知れない
ウッドストックと全く同じ時期にこんなお祭りがあったなんて
みんな若いし熱気にあふれている
青春だったあの年の夏のことを思い出してしまった

■伊東妙子/T字路s
怒りと悲しみの嵐をくぐって、歌い踊る、生きる。ぎらぎらした命のエネルギーがたぎり、
うねり、画面から飛び出して私の胸を叩く、衝撃体験。
このフィルムが発掘され世に放たれたこと。
音楽を愛する者としてよりも、今日を生きる、ひとりの人間として、心から感謝します。

■町山智浩/映画評論家
ブルース、ゴスペル、R&B、ソウル、ファンク……ブラック・パワーの最高潮で開かれた幻の祭典が50年ぶりに発掘&レストア!
スティーヴィー・ワンダーのドラムソロ、ニーナ・シモンの過激なアジ、どれも超レアな特出し映像!なかでも最高なのはスライ&ザ・ファミリー・ストーンの女性トランペッター!鳥肌立つほどカッコいい!

■湯川れい子/音楽評論家・作詞家
同じ69’。N.Yでこんな“黒いウッドストック”が30万人も集めて行われていたのに、
放映も報道もされなかったのは、なぜか???
スライが、当時危険視されていたニーナ・シモンが見られる!と言うだけでもスゴい!!

■湯山玲子/著述家、プロデューサー
マへリア・ジャクソンのソウル魂、5th ディメンションのポップ&洗練の極み、
そして何よりも、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの在り方とサウンドのクリエイティブなこと!!!!
現在のポップミュージックのDNAのひとつ、ブラックミュージックの豊穣さにシビれきった。
この名作がなぜ今になっての、初めての公開になるのか?という社会的な意味も考えつつ。

■ピーター・バラカン/ブロードキャスター
アフリカン・アメリカン文化が多様化して行く決定的瞬間をとらえた素晴らしい記録です。
コンサート映画としても最高ですし、編集のテンポ、ニュース素材の使い方、50年前のイヴェントに子供として参加した人たちの思い出など、すべてが見事。

イントロダクション
1969年、あのウッドストックと同じ夏、NYで30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。若きスティーヴィー・ワンダーB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。しかし、その存在は50年間封印されていた…いまこの瞬間まで。

このフェスティバルの全貌をパワフルなドキュメンタリー映画として蘇らせたのが、5度のグラミー賞受賞者であり、「ザ・ルーツ」のドラマー/DJとして世界的人気を誇るアミール“クエストラブ”トンプソン。至高のライブパフォーマンスの数々と、生きたアメリカ現代史ともいえる貴重な記録映像を見事に織り込み、誇りと希望に満ち溢れたメッセージを観る者に投げかける。

政治・文化・ファッション・生き方…すべてが変わった激動の時代。確かに、音楽が人々の心を動かし、一つにした様子を歴史に刻みこんだ本作。現代を生きる私たちが忘れかけていた、本当の自由、尊厳、生きる喜びが映し出されるその様に、誰もが心を奪われずにはいられない。

作品タイトル:『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デイヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
原題:SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED)
北米公開:2021年7月2日(劇場/Hulu同時公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://searchlightpictures.jp
公式Facebook:https://www.facebook.com/SearchlightJPN/
公式Twitter:https://twitter.com/SearchlightJPN
公式Instagram:https://www.instagram.com/SearchlightJPN/
コピーライト:(c) 2021 20th Century Studios. All rights reserved.

8月27日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか公開

 
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