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『TOVE/トーベ』本編映像解禁!ひとりの女性との出会いが、”ムーミン”が世に出るきっかけだった ―10/1(金)公開

TOVE/トーベ

「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1(金)公開)より、本編映像が解禁された。

日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。

解禁された映像には、トーベの部屋で偶然見つけた走り書きのようなイラストに興味津々のヴィヴィカの様子が捉えられている。そこに描かれた不思議な風貌の生き物について尋ねると「モラン(女の魔物)」「触れるものを氷に変えるの」だとトーべは説明するも、あくまでもそのイラストは「本業の合間の気分転換」だと受け流す。

しかし、どうしてもそのイラストのことが気になるヴィヴィカ。もっと見せて欲しいとリクエストするがそのイラストに価値を感じていないトーベはからかわれていると勘違いし「私には財産なんてない」「これは食べるためよ」と抵抗、油絵を「これが私」だと主張する。

TOVE/トーベ

また、トーベがヴィヴィカに見せるイラストの中の1枚には、『たのしいムーミン一家』(1948年)の中の挿絵の1枚、ムーミンと一緒にうっとりと美しいルビーを見つめる「トフスラン」と「ビフスラン」の姿もあり、トーベ自身はあくまでも気分転換だと思いながら書き留めていたキャラクターたちが、著名な舞台演出家でもあったヴィヴィカとの出会いによってその魅力を“発見”、今や世界中で愛される“ムーミン谷”のキャラクターたちが世の中に出ていくきっかけとなったシーンを捉えた映像となっている。

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