逆境の中を強く生きる女性と2人の男性、それぞれに複雑な過去と拭いきれない傷を負った3人の想いを描く珠玉のラブストーリー「私がいちばん綺麗だった時」がNBC ユニバーサル・エンターテイメントよりDVD好評リリース中だ。
全編を貫く今どき珍しいほどの純愛ロマンスと切ないラブシーンを描いた本作は、韓国でも熱狂的な支持を受けた。かつての韓国正統派メロドラマの雰囲気を復活させた新たなる話題作だ。
ヒロインを演じるのは、「私のIDはカンナム美人」で溌剌とした主人公を演じて大ブレイクしたイム・スヒャン。本作では、不幸な境遇にありながら度重なる困難にも怯まずひたむきに生きていく女性を熱演し、女優として大躍進。2人の男性の間で揺れ動く心を繊細に表現した演技力も高く評価され、MBC演技大賞の最優秀演技賞に輝いた。
ヒロインへの恋心を隠さず積極的にアプローチしていくカーレーサーを演じるのは、「愛の不時着」「私の彼はエプロン男子～Dear My Housekeeper～」のハ・ソクジン。今までのイメージを覆す強烈な存在感で、特に後半、突然の事故に遭遇し深く挫折していく姿をカリスマ溢れる名演で見せ、役者としての進化を証明した。さらに、「麗〈レイ〉～花萌ゆる8人の皇子たち～」のジスが、ハ・ソクジンの弟役で共演。ヒロインへの初恋にときめく多感な高校生から大人の青年に成長するまでを好演し、爽やかな魅力を発揮している。
このたびDVDリリースを記念して、ハ・ソクジンよりコメント動画が到着した。本作での演技や感想だけでなく、特別出演した「愛の不時着」についてや、日本についても語っている。
イム・スヒャン演じるヒロインをジスが演じる弟と奪い合う役どころのハ・ソクジンだが、「全体的なバランスを重視しながら演技した」そうで、「僕らが演じた兄弟はそれぞれ性格や置かれた立場が違います。ジスさんが演じるファンは、序盤では未成年ゆえの挫折を痛感する役柄」そして自身が演じる「ジンは後半、ある出来事で挫折を味わいます。２人とも難しい役柄でしたが、無事に終わってよかった」と語る。
また日本で大ブームとなった「愛の不時着」にヒョンビンの兄役で特別出演したことについて聞かれると「短い時間の出演でしたが、僕の役柄は人気だそうですね。とても感謝しています」また日本のファンには「僕の北朝鮮の言葉をどう思ったかを聞いてみたいです。（韓国の言葉との違いを）聞き分けられるかも気になる」そう。
そしていつもドラマの撮影が終わると、「海外に行き気持ちをリセットする」というハ・ソクジンは「日本は近いので本当によく行きました。日本の食べ物が大好きなんです。でも（コロナ禍のため）なかなか行けず残念です。恋しいです」と言い、コロナ禍が過ぎたら「久しぶりに行っておいしい物を食べたり、友達に会いたい。今はビデオ通話をしています。早く行きたいです」とやりたいことを教えてくれた。
