日本を代表する名優・山﨑努と樹木希林が初めて共演した『モリのいる場所』が5月19日(土)より全国公開される。この度、妻・秀子を演じる樹木希林の貴重な撮影裏映像が解禁された。
沖田監督ほか大勢の撮影スタッフに囲まれて和やかに談笑している前半から、本番直前、向かいにいた衣装スタッフさんが意外にも○○だったことに気づいた樹木さんが、「ほらみて!」と注意を向けさせるも撮影本番へ。見事な演技をみせ「カット!」の声がかかるとまたもや「すごい○○だよ」と笑顔で話の続きを始め、周りのスタッフは笑いをこらえるのに必死な様子がみて取れる。和気藹々とした撮影現場の雰囲気が感じられる映像だ。
また、あわせて追加の場面写真8点も一挙公開。重ねたざるなどが置かれ生活感あふれる台所で朝食の支度をする秀子(樹木)や、背景に懐かしい温度計がみえる居間で縫い物をする姿、夫モリ(山﨑努)との日課の碁、洗濯物を干す日常のシーンのほかに、お出かけ用の着物で縁側に腰掛けるなど様々な秀子=樹木さんの表情が伺える場面写真となっている。
書籍情報
ノベライズ「モリのいる場所」小林雄次 著(朝日新聞出版)4月6日発売
「モリカズさんと私」藤森武/山﨑努/沖田修一/田村祥蔵(文藝春秋)3月8日より発売中
「コロナ・ブックス「熊谷守一」」(平凡社)発売予定
ストーリー
昭和49年の東京。30年間自宅のちっちゃな庭を探検し、生きものたちを飽きもせずに観察し、時に絵に描く画家モリ(94歳)と、その妻秀子(76歳)。52年の結婚生活同様味わいを増した生活道具に囲まれて暮らすふたりの日課は、ルール無視の碁。呼んでもいないのになぜか人がひっきりなしにやってきて大忙しな二人の生活にマンション建設の危機が忍び寄る。陽がささなくなれば生き物たちは行き場を失う。慈しんできた大切な庭を守るため、モリと秀子が選択したこととは—。
画商や近所の人でにぎわう茶の間、大勢でたべる夕ご飯。ちゃぶ台、縁側、黒電話。人と人との距離が今よりも近く感じられる昭和の暮らしと、50年以上をともに過ごしてきた老夫婦の絆、心豊かに充足した人生のある夏の1日を描く。
作品タイトル:『モリのいる場所』
出演:出演:山﨑努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研、青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林与一、三上博史
※山崎努さんの「崎」の正式表記は「たつさき」です。
監督 /脚本:沖田修一
2018年/日本/99分/ビスタサイズ/5.1ch/カラー
制作:日活、ダブ
配給:日活
公式サイト:mori-movie.com
コピーライト:(c)2017「モリのいる場所」製作委員会
5月19日(土)シネスイッチ銀座、ユーロスペース、
シネ・リーブル池袋、イオンシネマ他全国ロードショー