『殺人の追憶』キム・サンギョン主演『12番目の容疑者』が「のむコレ’21」(シネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催)にて上映されることが決定した。
演技派俳優たちによる手に汗握る密室推理劇として韓国で話題を呼んだ本作は、第23回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭のクロージング作品にも選出された。
文人や芸術家の集まる「オリエンタル茶房」。突如やって来た軍人により、常連客の詩人が不審な死を迎えたというニュースがもたらされると、一同に緊張が走る。この不可解な事件の真相とは―。
『殺人の追憶』などの名優キム・サンギョンが、紳士然とした出で立ちながらどこか得体の知れない陸軍特務部隊上士のキム・ギチェを演じる。『鬼手』などシーンスティーラーとして名高いホ・ソンテが喫茶店の店主ソクヒョンを、TVドラマの女王パク・ソニョンが喫茶店マダムのソンファを、事件の鍵を握る画家を『7号室』のキム・ドンヨンが演じる。監督は短編やドキュメンタリーを手掛けてきたコ・ミョンソン。本作が長編作品デビューとなる。
解禁された日本版のポスタービジュアルは、登場人物の顔写真があしらわれる中、「誰が、2人を殺した?」の文字と血が踊る、緊張感溢れる一枚だ。
また予告編は、ペク・ドゥファンという詩人の死を呼び水に、喫茶店「オリエンタル茶房」に集まる常連客の面々と、キム・ギチェと自己紹介する謎の男の登場から始まる。
キム・ギチェにより、同じく常連の女子大生チェ・ユジョンが殺害されていたという驚愕の知らせがもたらされる。平常心ではいられない客たちの食い違う証言と、慌てふためく姿。はたして2人を殺した真犯人は―。「時代が逃がした真犯人を捜せ」というコピーがキーワードだ。
ストーリー
朝鮮戦争休戦後の1953年、明洞の細い路地に佇む喫茶店。ある日の昼下がり、常連客の詩人ペク・ドゥファンが殺害された事件を調査するため、陸軍特務部隊上士のキム・ギチェがやって来る。そして同事件の捜査中に、同じく常連の大学生チェ・ユジョンも殺害されていたことが発覚する。
これにより、常連客たちは疑心暗鬼に陥っていく。一体、誰が誰を殺したのか―?
<第23回富川国際ファンタスティック映画祭 クロージング作品>
<第15回INDPanda国際映画祭 オープニング作品>
<第20回サンディエゴ・アジア映画祭 出品>
<第18回フィレンツェ韓国映画祭 出品>
作品タイトル:『12番目の容疑者』
出演:キム・サンギョン『殺人の追憶』、パク・ソニョン「鋼鉄の雨」、ホ・ソンテ『鬼手』、キム・ドンヨン『7号室』
監督:コ・ミョンソン
原題:열두 번째 용의자 英題:The 12th Suspect
2019/韓国/カラー/韓国語/102分/映倫:G
配給:ファインフィルムズ
コピーライト:(c)2021 Indiestory Inc.
のむコレ’21
シネマート新宿 シネマート心斎橋にて上映