『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』、『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタインが主演を務める青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』が10月22日(金)公開となる。
本作は、文才と想像力を武器に大人社会に飛び込んだ高校生・ジョアンナが、失敗や挑戦を繰り返しながら、がむしゃらに成長していく青春ストーリー。ビーニー・フェルドスタインの新たな代表作との声が集まっている。
そんな本作の公開直前イベントが10月12日(火)に開催され、ゆりやんレトリィバァが登壇した。イベントが始まると、本作のメインテーマ「How to Build a Girl」が軽快に流れる中、主人公ジョアンナこと“辛口音楽ライター ドリー・ワイルド”に扮し、真っ赤な髪とド派手なタキシード衣装に身を包んだゆりやんが華麗に登場。
持ち前の英語力でドリー・ワイルドが初めての授賞式に臨む劇中シーンの再現では、トロフィーを片手に登場するも2分間の無言で笑いを誘い、「Surprise!I’mドリー・ワイルド and My favorite movie is ビルド・ア・ガール。This is the story about 冴えない高校生が大人社会で奮闘する映画 in the morning in the city. Thank you!」と、ハリウッド女優さながらに感激のコメントを披露した。
爆笑の渦に包まれる中、ゆりやんは「今回ドリー・ワイルドちゃんと同じ格好させてもらいました。彼女とは共感する部分が多かったから、同じ格好ができて嬉しい!」と笑顔を見せつつ、「ジャケットとパンツは黒色で、シャツだけを白にすることでちょっと“ヌケ”があって、ウエストも締まって見えるんですよ。差し色も意識してネクタイを選びました」と、ファッション解説をするひと幕も。
失敗や挑戦を繰り返しながらもがむしゃらに成長していくジョアンナに勇気をもらったというゆりやん。高校生でありながら大人社会に一人で飛び込み、前向きに進んでいく主人公・ジョアンナに深く共鳴したようで、「30歳の大人の自分でも、これから夢を追いかけるぞ!と前向きな気持ちになれた」と、元気が湧いてくる映画だと語った。
また、今やハリウッドから引っ張りだこの新星ビーニーの演技について質問されると、「やはり…本当に演技も素晴らしいですし…主人公の感情に合わせて演じ分けるところがすごいですね。お互いに刺激しあえれば良いなと思います」と、まるで大物女優が憑依したような声色で答えた。
さらに、16歳でライターデビューしたジョアンナのように、若くしてブレイクしたからこその失敗について、ゆりやんは「失敗の連続でした。芸人になりたての22歳の時、おなかがいっぱいなのに先輩にランチに誘われてしまい、3人前もご馳走になり、お店を出た瞬間リバースしてしまったことがあります。申し訳なかったですね」と、若いころならではエピソードを打ち明けた。
そして、本作で描かれている、作っては壊すことを繰り返しながら“自分らしさ”を見出していく主人公に共感し「最近までは本当の自分がわからなかった。だけど、怒ったり悲しんだりする自分も全部自分だと気づくことができた。どんな自分でも受け入れることが大切」と“自分らしさ”について熱弁。
失敗してもめげずに進み続けるジョアンナに負けないくらい、ワン&オンリーの世界観を持つポジティブさを保ち続けられる秘訣を聞かれると、ゆりやんは「自分のために生きることがポジティブの秘訣。こんなことやっていいのかなと不安になっても、『そんなの知るか!』と思って跳ねのける。広い宇宙の中で一人の人間が何をやっても、誰も何も思わんやろ!イルカやシャチからしたらどうでもいいことや!」と自信満々に答えるなど、まさに女性たちへのエンパワーメントを促すような“ゆりやん流”の考えを明かした。
さらに、劇中で主人公ジョアンナが、数々のスターや偉人の写真を部屋の壁に飾った「GODWALL(神の壁)」を作り上げていることから、今回のイベント限定、“ゆりやんレトリィバァ版GODWALL”を披露。
尊敬する人は、毎日電話もしているという、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズの【ナダルさん】だといい、「いつも私のことを心配してくれて、とても優しい人なんです。最近は運転の練習の相談もしました」と、嬉しそうに語った。
崇拝している人はパーソナルトレーナの【岡部友さん】で、共に鍛え上げたという自慢のおしりをお茶目に披露。さらに、共演したいハリウッドスターは【クリント・イーストウッド】とのことで、「監督や俳優を兼業されている彼のように、自分も芸人だけじゃなく、監督もやってみたい。クリントを撮りたい」と、映画界の大御所を自分の映画にキャスティングし、映画界進出へも意欲を見せた。
最後に生まれ変わってみたい人は【ビリー・アイリッシュ】と話し、なんと世界中で大ヒットしている楽曲「THEREFORE I AM」を英語で生歌唱。他にも会いたい人はザック・エフロン、心の支えの人は友人の【かほちゃん】と明かした。
最後に、本作を楽しみに待つファンに向けて、ゆりやんは「みんなにも夢があります、夢のために生きてください」と語り出すも、最後には「ビルド・ア・ガール、面白いので是非見てください!」と、元気いっぱいのエンパワーメントな言葉で映画をおススメし、大きな拍手に包まれながらイベントは終了した。
ストーリー
いい子じゃお金を稼げない!辛口音楽ライター“ドリー・ワイルド”爆誕!
1993年、イギリス郊外に家族7人で暮らすジョアンナは、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。だが学校では冴えない子扱い。そんな悶々とした日々を変えたい彼女は、大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。だが取材で出会ったロック・スターのジョンに夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。
編集部のアドバイスにより“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”へと変身した彼女の人気が爆発するが、徐々に自分の心を見失っていき……。
作品タイトル:『ビルド・ア・ガール』
出演:ビーニー・フェルドスタイン、パディ・コンシダイン、サラ・ソルマーニ、アルフィー・アレン、フランク・ディレイン、クリス・オダウド、エマ・トンプソン
監督:コーキー・ギェドロイツ
原作:キャトリン・モラン著「How to Build a Girl」
脚本:キャトリン・モラン
製作:アリソン・オーウェン『ウォルト・ディズニーの約束』『エリザベス』、デブラ・ヘイワード『レ・ミゼラブル』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ
原題:『How to Build a Girl』
2019年/イギリス/英語/105分/DCP/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/R-15
配給:ポニーキャニオン、フラッグ
提供:フラッグ、ポニーキャニオン
公式サイト:buildagirl.jp
公式Twitter:@buildagirl_jp
公式Instagram:@buildagirl_jp #ビルド・ア・ガール
コピーライト:(c) Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019
10/22(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
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