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『ほんとうのピノッキオ』監督から日本へのメッセージ&本編映像到着!これまで決して描かれなかったピノッキオ誕生の瞬間も

映画『ほんとうのピノッキオ』(11月5日(金)公開)より、特別映像が解禁された。

1883年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、100年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションも広く親しまれてきた。しかし誰もが思い浮かべるのは“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童”だということを――。

今回解禁されたのは、カンヌ国際映画祭の常連で、『ゴモラ』(08)、『リアリティー』(12)でグランプリ受賞の経歴もあるマッテオ・ガローネ監督のメッセージと、本編の一部を組み合わせた特別映像

監督が幼少期に親しんだと語るピノッキオの物語は、彼の故郷であるイタリアで生まれた世界的に有名な童話だ。ディズニー・アニメーションでは描かれなかったピノッキオの真の姿を、今作では監督の美学が存分に発揮されたダークファンタジーな世界観で魅せ切った。

同時に解禁された本編映像は、1本の丸太が命を宿し、言葉を喋る人形に生まれ変わる瞬間を映したもの。ジェペットが丁寧に削っていくと、不思議と鼓動を打ちはじめる丸太に、見る者は少し不気味に思いながらも惹きつけられるだろう。そして、「パパと言ってごらん」と出来上がったばかりの人形に何度も語りかけるジェペットに、“その瞬間”は突如訪れる。たしかに「パパ」と発音した木の人形に、彼は驚き思わず飛び退くのだった。

実はこのシーンはディズニー・アニメーションには存在せず、既に人形と化した状態でピノッキオは映画に登場する。今作では、原作に忠実にリアルな描写で誕生の瞬間を映し出した。今まで知っていたようで、見たことの無かったピノッキオの本当の物語となっている。

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