今年4月に行われたサンダンス映画祭で、観客賞を始め史上最多の4冠に輝き、映画祭史上最高額【約26億円】で落札されたことも話題となった映画『コーダ あいのうた』の日本公開日が1月21日(金)に決定し、あわせて本予告映像が解禁された。
家族の中でたった一人”健聴者”である少女・ルビーは、「歌うこと」を夢みた。そして、彼女が振り絞った一歩踏み出す勇気が、愉快で厄介な家族も、抱えた問題もすべてを力に変えていく―。本作は2015年に日本でも公開されたフランス映画「エール!」のハリウッド版リメイク。
主人公のルビーには、大ヒットTVシリーズ「ロック&キー」で“NEXTエマ・ワトソン”と話題をさらい、人気沸騰中のエミリア・ジョーンズ。特訓をうけた歌と手話でどこまでも自然にルビーを演じ、観る者を魅了する。共演は『シング・ストリート』で観る者の胸を共感で震わせたフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。そしてルビーの家族を演じるのは、『愛は静けさの中に』のオスカー女優マーリー・マトリンを始め、全員が実際に耳の聞こえない俳優たち。そこまでキャスティングにこだわった監督は、『タルーラ ~彼女たちの事情~』のシアン・ヘダー。
今回解禁された予告は、耳が聞こえない漁師であるルビーの父が、漁業組合の横暴な決定に対し手話で堂々と歯向い、彼女がそれを通訳で応戦する”家族のチームプレイ”シーンから始まる。その後に続くのは、4人家族の中で唯一の健聴者として生まれたルビーが、家族で助け合いながら漁業に励む日常風景。
しかし、ある日、ルビーが学校の合唱部に入ったことをきっかけに、それまで家族が知る由もなかった歌の才能を見出され、名門”バークリー音楽大学”の受験を勧められるまでになる。だが、ルビーの歌声を聞くことのできない両親は娘の才能を信じる事が出来ず、家業の方が大事だと大反対。しかも、健聴者であるルビーが一緒にいなかったことが原因で海上でのトラブルに巻き込まれてしまうという事件も発生、悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが―。
耳の聞こえない家族に自分の歌を届けるため、ルビーが手話とともにジョニ・ミッチェルの名曲「青春の光と影(Both Sides Now)」を歌いあげるシーンも必見。家族への愛情と自分の夢との間で葛藤するルビー、そしてそんな彼女に対して意外な決意をする父、家族の姿が映し出された映像となっている。
イントロダクション
<CODA(コーダ)>は、Children of Deaf Adults=”耳の聴こえない両親に育てられた子ども”の意。また、音楽用語としては、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりも意味する。
作品タイトル:『コーダ あいのうた』
出演:エミリア・ジョーンズ「ロック&キー」、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ『シング・ストリート』、マーリー・マトリン『愛は静けさの中に』
監督・脚本:シアン・ヘダー
原題:CODA|2021年|アメリカ・フランス・カナダ|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|112分|字幕翻訳:古田由紀子|PG12
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/coda
公式Twitter:@coda202201
コピーライト:(c) 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
1/21(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
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