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『ディア・エヴァン・ハンセン』出演キャストが撮影を振り返る特別映像が解禁!井上芳雄ら著名人からのコメントも到着

第71回トニー賞(R)6部門(主演男優賞、作品賞、脚本賞、楽曲賞、助演女優賞、編曲賞)、第60回グラミー賞(R)(最優秀ミュージカルアルバム賞)、第45回エミー賞(R)(デイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞)を受賞したブロードウェイ・ミュージカル「Dear Evan Hansen」を映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』が絶賛公開中だ。

この度、出演キャストが撮影を振り返る映像が解禁され、併せてミュージカル俳優の井上芳雄をはじめとする著名人から応援コメントも到着した。

この度届いたのは、キャストが振り返る<A Look Inside>映像。ミュージカル初演から3年半もの間演じ続け、本作で再び主役・エヴァン・ハンセンを演じたベン・プラットは「ミュージカルが社会現象となり、舞台を飛び出して映画になるなんて」と驚きをみせる。エヴァンの母・ハイディを演じるジュリアン・ムーアは「ミュージカルを観た時、あまりにも感動的で驚いたわ」とコメントし、コナーとゾーイの母・シンシアを演じるエイミー・アダムスは「この物語を必要とする人が大勢いるはず」と力説。「自分を重ねられるキャラクターが必ずいる」とベンが語っているように、エヴァン以外にもコナーの母・シンシアや妹・ゾーイ、義父・ラリーなど、全てのキャラクターが痛みを抱えている本作は、多くの人々の胸を打つ物語となっている。

監督のスティーヴン・チョボスキーは、映画版『ディア・エヴァン・ハンセン』は現代の若者が抱えるメンタルヘルスの問題“ソーシャルメディアや同級生の中で感じる孤独”についてダイレクトに語りかけることができる機会だったと振り返る。「特にパンデミック後は、こうした問題がより深刻な状況だ」と舞台版が作られた当時よりもさらに広まっていると語り、本作の監督を務めるにあたって特別な想いを込めた。不安や絶望、喪失感に苦しむキャラクターたちの複雑な家族関係を、繊細なニュアンスと思慮深い見識で描いた監督の手腕に、製作陣は感銘を受けたそう。

製作のアダム・シーゲルは「監督は自分が脚本を書いたかのように、本作のキャラクターを非常に深く理解しているんだ。感情的な真実味をもってストーリーを語る彼の才能に、私たち全員が強く引きつけられた。彼は全身全霊をこの作品に捧げてくれたよ」と感謝を語っている。

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著名人コメント

■井上芳雄(ミュージカル俳優)
ずっと音楽だけを聞いて魅了されていました。
物語を知った今、さらに強くこの作品に魅かれています。
音楽が物語を説明するのではなく、心の声が歌になり人生を前に進めていく。
そんなミュージカルの素晴らしさに溢れた映画でした。

■長濱ねる(タレント)
ああ、私たちはきっともう許してあげていいのだ。
過去の後悔もトラウマも、自分だけの秘密も。
苦しさを手放して、誰かに預けて、身軽に生きていっていいのだ。
魂震える楽曲たちと、繊細な心の描写にどうしようもなく救われてしまいました。

■朝倉加葉子(映画監督)
彼らが言葉を吐き出すのは、掴まるものがない世界に自分を繋ぎ止めるためだ。
この映画がどう歩き出せばいいか悩む誰かのもとに届くことを祈ります。

■宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
先がまったく読めないストーリーの巧みな構成。
魂を救済された者とされなかった者を対等に描くフェアネス。
音楽の力で強引にねじ伏せるような感動系ミュージカル映画とは違う、
ネット社会で生きる10代のリアルを描いた誠実な作品だ。

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