Blu-ray＆DVDがリリース中の「スター・トレック：ディスカバリー シーズン3」より、特典映像の一部が公開された。
32世紀の未来に到着したマイケルは、1年遅れで到着したディスカバリーと合流。未来では31世紀に起きた”大火”と呼ばれる銀河全体に及ぶダイリチウム結晶の爆発によって惑星連邦が崩壊、地球やバルカン星などの多くが連邦から離脱していた…。そんな32世紀の惑星連邦や、彼女を追いかけてきたUSSディスカバリーのクルーたちの行く末は！？時間を飛び越えるだけでなく、再びパラレル・ワールドにも向かうことになるマイケルたち過酷な運命は、如何に！？
主人公のマイケル・バーナムを演じるのは、「ウォーキング・デッド」シリーズのソネクア・マーティン＝グリーン。本作で“カリスマ的で、静かに力強い”と演技力を称され人気を獲得した。サルー役を演じた『シェイプ・オブ・ウォーター』のダグ・ジョーンズや『グリーン・デスティニー』のミシェル・ヨーなど、実力派豪華キャストも健在。全シーズン同様、シリーズを知りつくしたジョナサン・フレイクスが監督を担当し、「スター・トレック」の世界観をより強固なものに。また、ゲストスターとして『ザ・フライ』などの監督としても名高いデヴィッド・クローネンバーグが宇宙艦隊の科学者役で出演しているのも見所だ。
そして、製作の舞台裏やキャストのインタビューなど2時間を超える映像特典をBlu-ray、DVD共に収録。さらに、今シーズンもセル商品にはオリジナルブックレットが封入されている。連邦崩壊の未来を回避するため、新たな戦いが幕を開けるシーズン3は、本編も特典映像も決して見逃せないものとなっている。
そして、マニアも初心者も楽しめる新作アニメ「スター・トレック：ローワー・デッキ」が同時リリース中なので、こちらもチェックいただきたい。
このたび、Blu-ray＆DVDリリースを記念して公開されたのは、約146分収録されている映像特典より、主演のソネクア・マーティン＝グリーンにフューチャーした「マイケル･バーナムであること」の一部。
本作のシーズン1～3まで主演を務めることで、多くを学んだソネクア・マーティン＝グリーン。「（作品を通して）自分にはできないことを理解する必要もあった。役の影響力は私には決められない。それができたら問題よ。いい気になって見苦しい姿になりそう」と、演じたマイケル･バーナムに対する世間の評判にもいたって客観的だ。「問題解決に必要なのは、ただ与えること。ただ尽くすこと。何もかも自然と解決する」と作品に対して“無償の愛”が重要だと感慨深く語る。加えて、この3年間で成長したことで、“明るくポジティブな自分”を目指せるようになったそうで、現場の彼女は常に生き生きとし眩しさを放つ。「（現場は）キツいんだもの！」と笑い飛ばすのも、彼女流の作品に対する愛情表現のひとつだ。
また、過酷な現場において、育児と仕事の両立に奔走している彼女の一服の清涼剤となっているのが、愛する家族の存在だ。撮影現場を訪れた家族を見つけ「息子が来ている～」と、猫撫で声で喜びを隠せないママの姿を覗かせる最強ヒロインの素顔も楽しめる。さらに、シーズン3の撮影当時は第2子を妊娠中だったソネクア。第12話での本格的な格闘シーンに臨むにあたり、「サイコーだわ。妊婦だから、撮影できないと思っていた」と、ふっくらしたお腹を見せつけながら興奮気味だ。戦いを挑むカナリック役のリサ・ベリーとは、妊娠期間が全く同じだったそうで「妊婦2人が格闘するのよ！！」とあり得ないシチュエーションに喜びを隠せない彼女。2人の安全を確保しながら撮影に臨んでいるメイキングも必見だ。
そんなファン必見の特典映像と気になる本編は、Blu-ray＆DVDで堪能いただきたい。