『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』が12月17日(金)公開となる。
今回の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビーと兄ティムの元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人が、史上最大のミッションに立ち向かう。
公開が迫る中、本作の親子試写会が開催され、前作からボス・ベイビー&ティムの母ジャニス役を続投する乙葉、父のテッド・シニア役を続投するNON STYLE 石田明、ティムの7歳の長女・タビサのクラスメートを演じたネイサン役の中田理智と、メーガン役の新津ちせ、さらにはボス・ベイビーも登壇した。
『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』親子試写会 概要
日程:12月11日(土)
登壇者(敬称略):乙葉、石田明(NON STYLE)、中田理智、新津ちせ、ボス・ベイビー
場所:スペースFS汐留
前作に引き続きボス・ベイビーとティムのお母さんジャニスの声を務めた乙葉は「前回から25年という時間が経過した設定なので、ジャニスの明るさと思ったことを口に出す前向きさとストレートさは隠さず、年齢を重ねたことを意識しました」と役作りを回想。
ボス・ベイビーとティムのお父さんテッド・シニアの声を務めた石田も、“25年”という時間経過を意識したというも「最初に僕が出した声がジャパニーズおじいちゃん過ぎて、監督から『そういう小細工はいらない!今の若々しいおじいちゃんで』とダメ出しを受けました」と当時の苦労を振り返った。
ティムの長女タビサのクラスメイト・ネイサンの声を務めた中田は「すべてのキャラクターが一人一人個性的。僕もあんな風に逞しく生きたいと思った」と大人顔負けの感想を述べ、石田が「その年齢で“生きたい”なんて…素敵!」と驚く一幕も。
ティムの長女タビサのクラスメイト・メーガンを務めた新津は「私もお母さんと単独行動を取ったりするのでわかる」と劇中で描かれる父親離れに共感すると、石田は「4歳の長女が最近僕のほっぺのキスをかわすようになったので、今回の映画は涙なしでは見られなかった…」と娘を持つ父として胸を締め付けられた様子。
そんな中、家族のモットーを聞かれた乙葉は「明るさやユーモアは大事なこと。家庭が明るいと、子供の自己肯定感に繋がったり、喧嘩をしたとしても兄弟間の絆を取り戻せる基盤になったりする。我が家は毎日のように笑い転げています」と幸せそう。
石田は「みんなが笑っているのが正解というルールがある。家族の一人でも笑っていなかったら不正解という気持ちを共有。全員で笑おうと気を配っているので、家での僕は審査員の顔で家族のことを見ています!」と家族円満の秘訣を紹介した。
一方、新津は「劇中の親バカぶりが面白い。親バカって、どんな困難があってもそれを愛の力で克服できるから凄い。日本だとバカという言葉が付いていていい感じがしないので、親バカに変わる親〇〇という新しい言葉が生まれてほしい」と期待。父親でアニメーション監督の新海誠のパパぶりについては「もっとかくれんぼのセンスを磨いてほしい。家でやるときに父は見つかりやすいところばかりに隠れる。すぐに見つけたら父のプライドを傷つけるかなあと思って、見逃しを3回くらい繰り返してから見つけます」と親子逆転の気遣いを見せて遊んでいることを告白。「全然見つからないようなところに隠れてほしい!」と切実な新津の心の叫びに、石田は「センスの塊のような人なのに…」と会場からは笑い声も響きます。
また、間近に迫ったクリスマスの過ごし方については「家族でケーキを食べたり、オリジナルソングを歌ったりしたい」と幸せいっぱいの乙葉。石田は「クリスマスに連休を貰うべく、今死ぬほど働いています!」と頑張るパパの顔をのぞかせた。
まら、中田は「クリスマスは出来る限り夜更かしをして、サンタさんに自分の作ったホットココアをご馳走して感謝を伝えたい」と無邪気。新津は劇中でポニーがプレゼントされるシーンがあることから「サンタさんにはポニーと、その馬と楽しく遊べるような大きい家をもらいたい!」と規格外のプレゼントを希望していた。
最後に本作の公開に向けて、新津は「子供が観ても大人が観ても楽しめる映画。私が大人になってお母さんになってもこの映画を観て子供の気持ちを思い出したい」とアピール。中田は「ワクワクして元気になれて、友達や家族を大切に思えるようになる」とおススメ。石田は「パパ友が団体で来てほしい。それくらいパパに刺さるところが沢山ある」と父親目線で思いを込め、乙葉も「題名の通り、ファミリーや絆の温かさが感じられる作品です!」とそれぞれ作品の魅力を語り、イベントは終了した。
笑いあり、感動ありの映画の後は、キャスト達の和気あいあいとしたトークが弾み、終始親子たちの笑顔溢れる楽しい時間が流れながら幕を閉じた。
ストーリー
ボス・ベイビーと兄ティムが繰り広げた、赤ちゃんVS子犬の死闘から25年――。
ボス・ベイビーは正真正銘のエリート社長として大成功し、兄のティムはタビサとティナという娘に恵まれ、幸せな専業主夫に。成長した2人はすっかり疎遠になっていた。
そんなある日、ベイビー株式会社に、悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が舞い込む。
世界を救うためには再びボス・ベイビー&ティムの力が必要と、2人の元に派遣されたのは、新たに「ボス・レディ」に任命されたティムの娘ティナだった――。「私、ボス・レディ。新たな任務を伝えに来たわ」
世界中の赤ちゃんを洗脳し世界征服を企む悪の天才博士を止めるため、ボス・ベイビーとティムはスーパーミルクで赤ちゃん返りし、潜入捜査に向かう。
見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人は、世界を救うため史上最大のミッションを達成できるのか―?!
作品タイトル:『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
声の出演:ボス・ベイビー:ムロツヨシ、ボス・レディ(ティムの次女ティナ):多部未華子
タビサ(ティムの長女):芳根京子、ティム(ボス・ベイビーの兄):宮野真守、
ジャニス(ボス・ベイビー&ティムの母):乙葉、テッドシニア(ボス・ベイビー&ティムの父):石田明(NON STYLE)
キャロル:坂本真綾、ウィジー:銀河万丈、アームストロング博士:大塚芳忠、ネイサン:中田理智、メ―ガン:新津ちせ、
ジンボ:こばたけまさふみ、ステイシー:早見沙織、コニー:村瀬歩、ボー・ピープ:悠木碧、糊ベイビー:ファイルーズあい、
不気味少女:鬼頭明里、ノー・ガール:川井田夏海
製作:ジェフ・ハーマン
監督:トム・マクグラス(『ボス・ベイビー』)
配給:東宝東和、ギャガ
公式サイト:bossbaby.jp
公式Twitter:@BossBabyJP
公式Instagram:@bossbaby_jp
コピーライト:(c) 2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
12月17日(金)全国ロードショー
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