【重要】アネモ会員システム全面リニューアルのお知らせ

『ハウス・オブ・グッチ』“GUCCIに新しい血を”パトリツィアが夫の従兄弟・パオロを手のひらで転がす本編映像解禁!

ハウス・オブ・グッチ

ブランドの元祖と呼ばれた、世界屈指のファッション・ハイブランド“GUCCI”。華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた<真実>を、ハリウッドの巨匠リドリー・スコット監督が暴き出すラグジュアリー・サスペンス『ハウス・オブ・グッチ』(大ヒット上映中)より、本編映像が解禁された。

今回解禁となったのは、パトリツィア(レディー・ガガ)が夫・マウリツィオ(アダム・ドライバー)の従兄弟で、一族に才能を認められていないパオロ(ジャレッド・レト)に近づく本編映像。

マウリツィオとともに少しずつGUCCI経営の権力拡大を目論むパトリツィアは、パオロを手懐けるために彼のアトリエを訪ねる。服飾のデザインをするも、一族の誰ひとりからもデザインが一切認められず自分のブランドラインを持てないと悩むパオロに対し、「あなたほどの才能とビジョンがあるのに?グッチには新しい血が必要。1930年代は終わり、今は80年代よ!」とこれまでのGUCCIは古く、これからはパオロの時代よと言わんばかりに煽て上げ、「パオロ・グッチ登場!」と媚を売る。褒められ慣れていないパオロは「やめてくれ、やめてくれないと泣きそうになるよ」と言いながらも、気分を良くし歌って踊りだすコミカルなキャラクターが印象的な映像だ。

センスが無く、家族からも貶されるパオロを手のひらで上手く転がし味方につけるパトリツィアは、一体何を企んでいるのか…?! 着々と一族の中へ入り込んでいく彼女が今後、どのような影響を及ぼすのか注目だ。

本作で最も難しい役といわれているパオロは、夢見がちな人物ながら、情があり、哀れなほど悪意がないキャラクター。プロデューサーの一人であるケビン・ウォルシュは「作品に笑いによる安心感をもたらしてくれながらも、パオロには深い悲しみが存在していた。人に愛され、評価されたくてたまらないのに、そのためにどうしたらいいか分からない。」とパオロの複雑な役どころについて語っている。

そんなパオロ役を務めたジャレッド・レトは「パオロ役にはすぐに馴染むことができた。彼は一家の中では厄介者で、いつか自身の作品を世界中の人に見てもらいたいという夢を抱いている、苛立ったアーティストだ。間違いなくなりきれると思った。」と自信を持って役を演じたと明かし、レトと共演したパトリツィア役のレディー・ガガは、「ジャレッドはとても愛すべきキャラクターを作り上げてくれた。彼も私と同じで、役柄から抜け出したくない人だったから感謝している。ずっと役になりきって、とても楽しく過ごすことができた。私に対して愛情をもって接してくれたとも思う。」と自身と同様に常に役に入り込んでいたレトへの敬意を表していた。

パオロの人間性やそこに漬け込むパトリツィアの行動にも注目の映画『ハウス・オブ・グッチ』。欲望と復讐にまみれたグッチ一族崩壊を描いた衝撃の実話を、ぜひ劇場で。

目次