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『フレンチ・ディスパッチ』で初共演!ティモシー・シャラメ×フランシス・マクドーマンの本編映像解禁

フレンチ・ディスパッチ

『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門を受賞したことでも知られ、この度発表された第79回ゴールデングローブ賞ではアレクサンドル・デスプラが作曲賞にノミネートされたウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(1月28日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

今回解禁されたのは、ティモシー・シャラメ演じるゼフィレッリとフランシス・マクドーマン演じるルシンダのバスルームで風変わりな友情が芽生える本編シーン。

友人宅のバスルームでため息をつきながら化粧直しをしているルシンダ。ふとバスタブから音がしたことに気が付き、シャワーカーテンをめくると、そこには学生運動で使う宣言書のメモを片手に真っ裸で湯に浸かる、友人夫婦の息子のゼフィレッリの姿が。友人夫婦から断りもなく男性を紹介されたことに悲しんでいたルシンダだが、ゼフィレッリの心優しい一言もあって、二人はほんのりと意気投合。ルシンダが学生運動の様子を記事にしようとしていたことから、ゼフィレッリの宣言書の校閲を引き受けることとなり、本シーンをきっかけにルシンダとゼフィレッリの風変わりな友情がスタートしていく。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
フレンチ・ディスパッチ

ウェス・アンダーソン監督の作品に本作で初出演を果たしたティモシー・シャラメだが、同シーンで演じたオスカー女優フランシス・マクドーマンドとも初共演。シャラメは「フランシス・マクドーマンドとの共演も光栄でした。カンヌでもお会いしたかったです。こんな若さで名優と共演できたことは本当に貴重な経験でした。マクドーマンドは『ノマドランド』が終わったばかりでした。クランクアップしてわずか1週間後にこの映画の撮影に駆けつけてくれました」と名優とのコラボレーションを振り返っている。

さらに撮影に入るにあたり、「出演の話をもらう前からすでに監督の映画はすべて観ていましたが、なんといっても『グランド・ブダペスト・ホテル』でのレイフ・ファインズの演技が参考になりました。セリフの行間を完璧につかんでいます。その演技はもちろん素晴らしく、それはセリフが見事だからでもあります。あの映画のセリフをファインズは立て板に水のように言ってのけます。」と、ウェス独特のトーンに馴染むために事前準備から気合バッチリだったことを明かしており、劇中のシャラメの活躍にますます期待が高まる。

フレンチ・ディスパッチ

これまで『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』といったアート作品や、『DUNE/砂の惑星』というSF大作、小説「チョコレート工場の秘密」の前日譚となる『Wonka(原題)』ではウォンカ役で演じていたりと、幅広いジャンルで活躍しているシャラメ。唯一無二の作風で愛されるウェス・アンダーソン作品ではどのような表情を魅せるのか、目が離せなくなりそうだ。

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