“中国残留孤児”とその家族、そして日本の人々との絆を描いた日中合作映画『再会の奈良』が、日中国交正常化50周年の節目となる2022年2月4日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開される。
劇場公開を記念し、公開初日2月4日(金)に舞台挨拶が開催されることが決定、主演の國村隼はじめ、永瀬正敏、秋山真太郎の登壇が予定されている。
歴史に翻弄された“中国残留孤児”とその家族がたどる運命、互いを思い合う気持ちを切なくもユーモア豊かに紡いだ本作の舞台となるのは2005年の奈良・御所。生みの親を探すために日本へ帰国後、行方を消した“残留孤児”の養女、麗華を探すために、一人中国から奈良に住む孫娘のような存在のシャオザーを頼って訪れた陳ばあちゃん。麗華探しを始めた2人に、ひょんなことで知り合った元警察官の一雄が加わり、言葉の壁を越えて不思議な縁で結ばれた3人の切なくも心温まる麗華探しの旅が始まる――。
麗華探しを手伝う一雄を演じる主演俳優には、『哭声/コクソン』(16)、『MINAMATA-ミナマタ-』(21)など近年益々世界的に認知度を高めている國村隼。養女探しに奔走する養母の陳ばあちゃんに、『妻の愛、娘の時』(17)ほか中国を代表する女優ウー・イエンシュー。物語の鍵を握る男に永瀬正敏が友情出演を果たし、シャオザーの元恋人役を演じる劇団EXILEの秋山真太郎など日中を代表する実力派俳優の共演が実現した。
本作の監督・脚本を手掛けたのは、ツァイ・ミンリャン監督のもとで助監督・脚本などを手掛け経験を積んだ中国出身のポンフェイ監督。エグゼクティブプロデューサーを務めるのは、『あん』(15)、『朝が来る』(20)を手掛け、奈良出身の河瀨直美と、『長江哀歌』(06)、『罪の手ざわり』(13)など中国映画「第六世代」を代表するジャ・ジャンクー。
映画『再会の奈良』公開記念
主演 國村隼/永瀬正敏/秋山真太郎 舞台挨拶
●日時:2022年2月4日(金) ①12:15回 上映後 ②14:35回 上映前 ※2回実施予定
●会場:シネスイッチ銀座 スクリーン1(東京都中央区銀座4-4-5 旗ビル)
●ゲスト:國村隼、永瀬正敏、秋山真太郎(敬称略)
●MC:伊藤さとり(映画パーソナリティ)(敬称略)
※登壇者は都合により、予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症蔓延に伴ない、予定変更などがある際は何卒ご了承ください。
ストーリー
2005年、中国から陳ばあちゃんが、孫娘のような存在のシャオザーを頼って一人奈良にやって来る。中国残留孤児の養女・麗華を1994年に日本に帰したが、数年前から連絡が途絶え心配して探しに来たというのだ。麗華探しを始めた2人の前に、ほんの偶然の出会いでしかなかったはずの一雄が、元警察官だったという理由で麗華探しを手伝うと申し出る。奈良・御所を舞台に、言葉の壁を越えて不思議な縁で結ばれた3人のおかしくも心温まる旅が始まる。異国の地での新たな出会いを通して、果たして陳ばあちゃんは愛する娘との再会を果たせるのか――。
作品タイトル:『再会の奈良』
出演:國村隼、ウー・イエンシュー、イン・ズー、秋山真太郎、永瀬正敏
脚本・監督:ポンフェイ
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美、ジャ・ジャンクー
撮影:リャオ・ペンロン 音楽:鈴木慶一 編集:チェン・ボーウェン
照明:斎藤徹 録音:森英司 美術:塩川節子
共同製作:21インコーポレーション
中国、日本 / 2020 / 99分 / カラー / 日本語・中国語 / DCP / 1:1.85/ Dolby 5.1 英題:Tracing Her Shadow 中題:又見奈良
後援:奈良県御所市
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:https://saikainonara.com/
公式Twitter:https://twitter.com/saikainonara
公式Facebook:https://www.facebook.com/saikainonara
コピーライト:(c) 2020 “再会の奈良” Beijing Hengye Herdsman Pictures Co., Ltd, Nara International Film Festival, Xstream Pictures (Beijing)
2月4日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開 / 1/28(金)より奈良県にて先行上映
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