映画『ウエスト・サイド・ストーリー』知られざる撮影の裏側が映し出された特別映像が解禁! ―大ヒット上映中

『ウエスト・サイド・ストーリー』(大ヒット公開中)より、本作で描かれる華やかな歌とダンスの裏側が覗ける特別映像が解禁された。

本年度アカデミー賞で作品賞・監督賞を含む主要7部門でノミネートを果たし、日本でも注目が集まっている中公開を迎えると、初週3日間で興行収入2億2,920万円、152,756人を動員し洋画NO.1の大ヒットスタートを記録。2月16日(水)までに興行収入3億3,883万円、動員236,135人を記録した。

公開されると早々に「ありえないくらいの最高傑作だった!!」、「今の時代になってまた『ウエスト・サイド・ストーリー』に感動できるなんてすごい…」、「最高だったからみんな見てほしい。大画面で見るべき作品だった!」と絶賛の声があがると同時に、「最高の映像!スピルバーグの本気を観た」、「映像美とダンスシーンは信頼と実績のスピルバーグクオリティだった!」と、魅力溢れる映像に心を惹かれる人が続出した本作。

解禁された特別映像では、トニーとマリアの“禁断の恋”が始まる非常階段での名シーンや、ニューヨークの街並みで披露される迫力溢れるダンスナンバーをカメラで追う様子、さらにスティーブン・スピルバーグ監督と撮影監督を務めたヤヌス・カミンスキーが語る、本作を大ヒットへと導いた撮影に関するこだわりが映し出されている。

心に染みる名曲に加え、迫力溢れるダンスナンバーも見どころの一つとなっている本作だが、本年度アカデミー賞監督賞にノミネートされたスピルバーグ監督はそんなダンスナンバーの撮影方法について「カメラが歌の中に入り込む。外から見るのではなく、中から見回すのさ」と、その迫力を十分に表現するためにキャスト陣のダンスを中から撮影するというこだわりを語る。

また、撮影監督を務めたヤヌス「大勢を撮る時は照明を細かく調整し、物語を見せないとね。ただのダンスじゃなくチームの対立や恋愛や競争だ。それを撮影で際立たせるんだよ。前景から背景まで鮮明でないと物語とダンスの美は映し出せない。最大の挑戦は物語を視覚的に描くことだ。素早く動き、ダンスの美や鮮やかな色彩を伝えたかったんだ」と、目の前のパフォーマンスをただカメラに抑えるのではなく、物語をよく理解したうえでさらにそれを際立たせる撮影に臨んだことを明かした。スピルバーグはそんな繊細なこだわりを施したヤヌスについて「ヤヌスは何が必要か分かっていた。よく話し合ったからね。最高の仕事をしてくれた」と想いを告白。スピルバーグとヤヌスの並々ならぬ本作への想いが伝わる映像となっている。

また、本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアニータ役のアリアナ・デボーズは、最大のダンスナンバー「America(アメリカ)」を劇中で披露しているが、撮影時のことについて「ヤヌスの撮影方法やスピルバーグのビジョンが組み合わさって、動きを通したストーリーテリングを感じることができたわ」と絶賛。スピルバーグ監督、ヤヌスをはじめとする製作陣、そしてキャストの想いが一つになって仕上がった本作。細部までこだわり抜いて描かれた華麗な歌とダンスに注目し、是非劇場で〈伝説のミュージカル〉を堪能してほしい。

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