『サバ―ビコン 仮面を被った街』ジュリアン・ムーアのインタビュー映像解禁「その人物になりきって想像を働かせること」

サバ―ビコン 仮面を被った街

ジョージ・クルーニー監督、ジョエル&イーサン・コーエン脚本最新作『サバ―ビコン 仮面を被った街』が、5月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国絶賛公開中。クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本を手がけた本作は、2017年のべネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』と人気を分け合った話題作だ。この度、本作で双子の姉妹役を一人二役で演じたジュリアン・ムーアのインタビュー映像が解禁された

ムーアが演じたのは、マット・デイモン演じるガードナー・ロッジの妻であり、その姉であるローズとマーガレットの双子の姉妹役。完璧な街《サバービコン》で幸せに暮らしている中、次々と不幸に襲われ、自身もまた、裏の顔を持つという難しい役どころを演じている。ローズとマーガレットを演じるにあたり、「まずは脚本に書かれてることを読み取る。それぞれの話し方、言葉の使い方…それを意識した上でわずかな違いが出せるよう工夫したわ」と語り、一人二役で双子の姉妹を演じることの難しさを明かしている。しかし、その反面「“どうやってるの?”と人に聞かれても自分ではよく分からなくて答えられない。その人物になりきって想像を働かせることかな。」と、さすがオスカー女優としての貫禄も。

また、本作ではクセモノキャラとして個性的な演技を披露し、共演シーンも多かったマット・デイモンについて聞かれると、「彼の演じるガードナーは秀逸だわ。すべてが崩壊していくのに、何が何でも物事を掌握しておきたくて必死になる、そこが最高におかしいのよね」と絶賛。普段は同じ出演者として接することも多いだろうジョージ・クルーニー監督に対しては、「彼は人としても監督としてもとても寛大。誰もが自分のベストを尽くせるよう配慮してくれ時間とチャンスを皆に与えてくれるの。」と監督としての器の大きさを明かしている。「演じるのがとても楽しかった」と明言するほど、本作の出演を楽しんだことが伺えるインタビー映像だが、少しずつ、不穏な空気が充満していく美しい街《サバービコン》で彼女にどんな未来が待ち受けているのか・・・ご期待頂きたい。

ストーリー
明るい街、サバービコンへようこそ!そこはアメリカン・ドリームの街。しかし、そこに住むロッジ家の生活は、自宅に侵入した強盗により一転。一家の幼い息子、ニッキーの運命は予想もつかない方向へ・・。時を同じくして、この町に引っ越してきた黒人一家の存在が、笑顔溢れるニュータウンの住人たちのドス黒い一面をあぶりだす。街の人々と家族の正体にただ一人、気がつくニッキー。事件は、想像を超える結末へと急展開する!果たして、幼いニッキーの運命は?サバービコンの行く末は!?

作品タイトル:『サバ―ビコン 仮面を被った街』
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン、ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
2017年/アメリカ/105分/カラー/ドルビー・デジタル/2.35:1/字幕翻訳:野崎文子/映倫G
原題:Suburbicon
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

公式サイト:suburbicon.jp
コピーライト:(c) 2017 SUBURBICON BLACK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

絶賛公開中

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